村上宗隆、2024年シーズンは三冠王と…古田敦也氏も称賛の個人目標明かす

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が15日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「“日本の4番”村上宗隆 大谷翔平の衝撃と『3回意識を失いかけた』WBCの裏側【バッターズバイブル】」に登場。2024年シーズンの目標について語った。
○盗塁でもキャリアハイを
古田敦也氏が「今年どうですか? 具体的な個人成績(の目標)とかあるんですか?」と尋ねたところ、村上は「個人成績はとにかく3つ、三冠王いきます」と、2022年シーズン以来となる、三冠王獲得に意欲を見せる。また、古田氏が「高津監督も『目標を一人ひとり言え』みたいなこと言ったみたいね」と話すと、村上は「『高く設定しろ』って。僕はずっと三冠王だったんで、それ以上はなかなかないですけど。ひとつあるとしたらトリプルスリー」と打ち明けることに。
古田氏が「あ〜……え? 30盗塁?」と一瞬受け入れかけて聞き直すと、村上は「……の気持ちで来たんですけど、お尻をケガして。マジで足も速くなったんですよ、オフで。マジで悲しいです。『落ち着け』って言われてると思うんです、神様に」と悔しそうな表情を浮かべつつ、「走りたいですね。トリプルスリーとは言わないですけど、20個とか。僕のキャリアハイが12個なんで、20個走りたいなあとは思います」と、20盗塁を目標に掲げた。
打撃だけでなく、盗塁面でも高みを目指す村上の姿勢に、古田氏も「いいね! それを引っ提げてアメリカに行ってくれれば、『えらい選手来るぞ』みたいな話やからな」と感心した様子だった。
【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。