NHK桑子真帆アナ、藤井貴彦アナらとの語り合いで“恐れること”の大切さ再確認「自分だけじゃないんだと…」

2025年3月20日(木)15時53分 マイナビニュース


NHKの桑子真帆アナウンサーが20日、東京・渋谷の同局で行われた報道情報番組『クローズアップ現代「放送100年SP テレビが伝えた“あの日”と未来」』(3月24日19:30〜20:42)の取材会に出席した。
番組では、この100年の歴史的な出来事の数々を、貴重なアーカイブス映像とともに、ニュースの現場にいた当事者や放送を担った人たちに改めて取材し、その裏にあった事実を深掘りする。ゲストは、報道の現場に立ち続けてきた元日本テレビアナウンサーの藤井貴彦、元フジテレビアナウンサーの長野智子、元NHKアナウンサーの三宅民夫。報道人として「視聴者にどう伝えるのか」を考え続けてきた3人と、放送の歩みと未来を語り尽くす。
この日、収録直後に取材に応じた桑子アナは「熱気あふれるスタジオでした。私自身、放送の現場に身を置いてまだ15年ほど。100年の歴史を振り返るということで、新たに学ぶことが多くて、お三方のゲストが、今、私たちにできることを模索しながら、同じ悩みを抱えて放送と向き合っていることがよくわかりましたし、今いろんな媒体がある中で、テレビにできることってなんだろうということを一緒に考えるとても貴重な時間になりました」と感想を述べ、自身が思う“テレビの力”と聞かれると「正確性」を挙げた。
そして、藤井アナ、長野アナ、三宅アナとのトークを振り返り、「皆さん恐れながら仕事をしている。その恐れは決して悪いことではなくて、それを大切にしながら放送を出し続けないといけないというところはとっても共感しました」と“恐れること”の大切さを改めて感じたという。
続けて、「正確性とお話しましたが、そのまま目の前で起きていることをありのまま伝えるだけが正確なのか。映像の持つインパクトはとても大きくて、私たちの意図しない伝わり方をしてしまう可能性もある。自分が発した言葉や自分が出した放送が正確ではあるけれど、本当の意味で正確なものになっているのかというところを常に恐れながら皆さんやっていらっしゃるんだなと」と述べ、「画面で見ているとすごく堂々と皆さんお話をされているけど、実はとっても葛藤して、悩みながら向き合っていらっしゃるというのは、自分だけじゃないんだと思ってうれしくなりつつも、自分も恐れることを大切にして放送に向き合いたいなと感じました」と語っていた。

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