博多華丸・大吉、おそろいパジャマで“二人きり家呑み”「ベロベロに酔わせるつもりだ(笑)」

お笑いコンビの博多華丸・大吉のバラエティ番組『家呑み華大』が4月4日(毎週木曜よる22:00〜)にBS朝日でスタートする。
○■博多華丸・大吉の特番『家呑み華大』、レギュラー化
朝の情報番組『あさイチ』(NHK)をはじめ、“華大”の愛称で幅広い世代から親しまれている博多華丸・大吉。1月の特番『家呑み華大』では、10年ぶりに二人きりで家呑みする様子を放送した。おそろいの部屋着に着替えて、ウマいお酒と肴でいざ晩酌と思いきや、いつしか心地よくなった二人からこぼれ出したのはボヤき節。私生活、健康、漫才、最近の流行や将来と、芸人としての矜持が感じられる発言も飛び出す、縦横無尽なトークが繰り広げられた。話も酒も尽きない50代のおじさんの飾らない会話は、SNSでも大きな反響を呼び、新作を期待する声が多数寄せられることに。その声を受け、特番からわずか3カ月でレギュラー化が決定した。
博多華丸・大吉がレギュラーでBS朝日の冠番組を持つのは初。30分のレギュラー番組収録は、前回の放送時と同じくゆったりとした気持ちでトークに楽しんでもらうため、おそろいのパジャマに着替えてから始まった。キッチンでおつまみの準備をしたり、どんなお酒が用意されているのかチェックしたり……華丸はキッチンにあったメガサイズのジョッキを見て、「この番組のスタッフは我々をベロベロに酔わせるつもりだ(笑)」と、大いに呑むことを予感させる一言を。大吉のおつまみを用意する手際の良さに、思わず華丸も「本当に家でやっている感じがする」と笑う。
○■大型イベント『博多華丸・大吉 Presents 華大どんたく』への思いも
さっそく二人はビールで乾杯しつつ、いろいろな肴を味わっていく。華大のトークは、まさに自由気まま。収録現場に到着するまでに飛び込んできたホットなニュースから、50代の等身大の死生観、若者たちに大人気のイベントに出演したときの出来事まで、ありとあらゆるネタを彼ららしい視点で語り合う。トークでの注目は、今年の2月に華大の地元・福岡で9時間30分にわたり開催された大型イベント『博多華丸・大吉 Presents 華大どんたく』について。華大ゆかりの芸人たちが福岡PayPayドームに大集結し、観客たちを爆笑の渦に包み込んだ舞台の裏側を、大吉が「酔っ払う前にちゃんと話しておきたい」と真剣な表情で振り返っていく。キャリアを重ねた芸人として自分たちがなすべきこと、若手芸人たちへの思い。今後のお笑い界に一石を投じるような言葉も飛び出す。
そのほかにも、芸人として中堅になった当時の切ない思い出話や、華大が日頃どんなことを感じ、考えているのかを知ることができる話が次々と登場。大吉が嫉妬しているという大人気クリエイターとは。華丸は大好きなアーティストの魅力を熱弁する。
○■博多華丸 コメント
僕は自称、“プロの酔っ払い”です(笑)。もし、今年1月の単発番組が評価されてレギュラー化が決定したのなら、あの時の飲み方やトークは間違っていなかったのかもしれませんね。いかに大吉さんから話を引き出すのか、ホステスがお客さんを盛り上げて、シャンパンを入れさせるような気持ちで接しました(笑)。
二人ともすぐ“トップギア”まで持っていって、いろんな話をした点はぜひ評価していただきたいです。それこそ、華丸・大吉だからこその呼吸ではないでしょうか。僕らの世代なら、エンジンがかかるまでもう少し時間が必要だと思いますよ(笑)。プロ野球が開幕したら、夜10時って試合が終わってゲームの余韻に浸りたい時間だと思うんです。この番組では“おじさん二人”が、家呑みをしながら自由気ままにいろんな話をしていますので、美味しいお酒とつまみを用意して、『家呑み華大』を相席気分でご覧になっていただけたらうれしいです。
○■博多大吉 コメント
1月の単発番組のときは、何が何だかわからないまま収録が終わってしまって。僕たちは久しぶりに二人だけで呑みながらしゃべることができて、面白かった、ということしか覚えてないです。コンビ歴が長いとはいえ、普段はマネージャーさんやら、芸人仲間やら誰かを交えて話をすることが多いです。仕事のことや後輩芸人のこと、さらに世間で流行っていることまで、二人だけでいろいろなトークをするのはこの番組だけ。それが見どころかもしれないですね。
今回、約6年ぶりにBS放送でレギュラー番組を持てたことをとてもうれしく思っています。自分と同世代のみなさんはBS放送をご覧の方も多いとのことですし、有吉(弘行)くんもBS朝日で園芸の番組を放送したと聞きました。楽しい番組を作り、BSの面白さを発信していけたら、と思っています。