ビル・ゲイツ元妻、離婚理由を回顧録で暴露 性的人身取引で起訴のエプスタインとの関係に言及
2025年4月16日(水)17時0分 クランクイン!
PageSixによると、メリンダは新著の中で、「その年の10月、The New York Timesがビルの行為に深刻な疑問を投げかける、酷く気がかりな記事を掲載したことで、事態は異様な熱を帯びました。彼が、私達の結婚生活だけでなく、私の価値観をも裏切っていたことを示唆するものでした」と綴っているそうだ。
The New York Timesの記事とは、ビルとエプスタインの関係を報じたもの。同誌では、ビルがエプスタインと「おびただしい回数」会っており、一度は彼の元で数時間過ごしたと指摘。2011年に初めて会った後、ビルは同僚に、「彼のライフスタイルは特異で、ある種興味深いが、自分のスタイルとは違う」とメールを送っていたことを明らかにしていた。
メリンダは2022年のインタビューでも、ビルとエプスタインの関係について怒りを吐露し、「ジェフリー・エプスタインと何度も会ったことが気に入らなかったし、はっきり伝えてもいた」とコメント。エプスタインがどんな人物なのか自分の目で確かめるために、一度だけ会ったと明かし、「すぐに後悔した。彼は忌まわしい人間で、まさに悪の化身だった。あの女性たちを思うと、心が張り裂けそうです」と語っていたそうだ。
今年はじめ、ビルはWall Street Journalのインタビューで、エプスタインと関わったのは大きな間違いだったとコメント。「振り返ると、彼と会ったのは愚かだった。自分は非常に愚かだった。グローバルヘルスの慈善活動の助けになると思ったが、見誤った。大変大きな間違いだった」と語っている。同誌では、2023年の段階で、ビルがエプスタインから、ロシア人女性との不倫をネタに脅迫を受けたことを報じていた。
1994年に結婚し、現在28歳のジェニファーと、25歳のロリー、22歳のフィービーという3人子供をもうけた夫妻だが、メリンダは新著の中で、離婚について、「人生で一番大変で、一番重要なことだった」と回顧。一方ビルは、1月のTimes紙のインタビューで、離婚を「人生最大の後悔」と述べ、「他にも失敗はありますが、比べ物になりません」と語っている。