佐野晶哉、座長の松本若菜は「かっこいいし頼もしい」　現場での気遣いも明かす

女優の松本若菜とAぇ! groupの佐野晶哉が16日、都内で行われたドラマ『Dr.アシュラ』（フジテレビ系／毎週水曜22時）制作発表会に共演の田辺誠一、荒川良々、佐野史郎、鈴木浩介、片平なぎさ、渡部篤郎と共に出席。佐野が松本を「かっこいいし頼もしい」座長だと明かした。

　こしのりょうによる同名漫画を実写化する本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅（松本）の活躍を描く救命医療ドラマ。

　救命シーンが連続するという本作。松本は「初療室という部屋にいるんですけど、初療室でのシーンはたぶん映像で見たら15分くらいで終わるのかな？　そういうのも丸一日かけて撮っています」と明かし「見どころたっぷりになっているんじゃないかなと思います」とアピールした。オペのシーンについては「実際に医療監修の先生もいらっしゃって教えてくださいますし、そういったところは極力リアルになるように心がけています」と語った。

　初期研修医の薬師寺保役を演じる佐野晶哉は、作中では松本演じる朱羅に「ボウズ」と呼ばれている。佐野晶哉は「作中は“ボウズ”で、普段は“佐野きゅん”と呼ばれております」と告白。松本は「もう一人佐野さん（佐野史郎）がいらっしゃるので」とその理由を説明した。

　松本の座長っぷりを佐野晶哉は「かっこいいし、頼もしい。これ以上頼もしい座長はいないんじゃないかってくらい。優しいですし、どのスタッフさんとも仲良くしゃべっていらっしゃいます」と称賛。続けて「オペのシーンとかになると、患者さんが一日中寝た状態で身動きが取れなくなるんですけど、誰よりもその患者さんのケアを（している）。『水飲まれますか？』とか『寒くないですか？』とか。毛布がちょっとでも外れてたらつま先の方までかけてあげるとか」と松本の気遣いを明かし「優しい方やな、と思いながらついていってます」と尊敬の眼差しを向けた。

　すると松本は「ありがとうね」と佐野晶哉に笑顔を向けつつ「私もしてもらってうれしかったことを、座長にならせていただいた今お返ししているという感じ」とコメント。「先輩方のおかげです」と謙虚に口にしていた。

　ドラマ『Dr.アシュラ』は、フジテレビ系にて4月16日より毎週水曜22時放送（初回15分拡大）。