鎧塚俊彦氏 和歌山県知事の訃報に心痛「第一報を聞いた時には崩れ落ちそうに...」無念つづる

2025年4月16日(水)11時20分 スポーツニッポン

 和歌山県知事の岸本周平(きしもと・しゅうへい)さんが15日午前9時33分、敗血症性ショックのため和歌山市の病院で死去した。68歳。和歌山市出身。訃報を受け、パティシエの鎧塚俊彦氏(59)が16日、自身のインスタグラムで岸本さんを追悼した。

 鎧塚氏は「大好きでした岸本周平和歌山県知事が他界された。第一報を聞いた時には崩れ落ちそうになった」と告白。「和歌山県有田市で行ったエンジン01in有田では有田市だけの予算では賄えず知事に懇願に行くと即決で融資を決めて下さった」と明かした。

 そして「三日間のプログラムにずっと参加して下さりメインイベントであったフェスの最後を飾るラップをダメ元でお願いすると快く引き受けて下さり一緒にノリノリで歌い踊って下さった」と回想。「何事にも全力で取り組んでおられた」と振り返った。

 また「エンジン01in有田の成功は岸本知事の支援無しではあり得なかった」とし、「東大を出て官僚へ、そして政治家に。そんなエリートにも関わらず偉ぶる事が一切無く、皆の意見を真摯に聞いて下さった」と伝えた。

 「和歌山を、そして日本を変えて下さる方だと信じていた。残念で、無念で、悲しくてなりません。今はただ岸本知事のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と偲んだ。

 岸本さんは1980年に東大卒業後、旧大蔵省に入省。衆院議員5期目途中に辞職、2022年の和歌山県知事選で初当選し、1期目だった。14日午前、市内の知事公舎で倒れているのが見つかり、意識不明の重体で搬送され、集中治療室(ICU)で治療を受けていた。宮崎泉副知事が職務を代理する。

スポーツニッポン

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