二階氏の三男が出馬する和歌山選挙区、候補擁立を発表した維新は立憲民主党に「予備選」呼びかけ
2025年4月20日(日)10時30分 読売新聞
日本維新の会和歌山県総支部は19日、今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に県総支部幹事長で県議の浦平美博氏(53)を擁立すると発表した。
和歌山市の県総支部で記者会見した浦平氏は「社会保険料が上がり、物価高も感じている。お金が回らない状況を前に進めていきたい」と述べた。浦平氏は同市出身で、国士舘大体育学部卒。2011年から同市議を2期務め、23年の県議選で初当選した。
同選挙区には、いずれも新人で、自民党の二階伸康氏と立憲民主党の村上賀厚氏、参政党の林元政子氏、無所属の末吉亜矢氏、望月良男氏が出馬の意向を表明している。
維新は同選挙区などを対象に野党候補を一本化するための「予備選」を実施するよう立民に提案している。会見に同席した維新の岩谷良平幹事長は「ぜひ提案に応えてもらいたい」と訴えた。