「僕が生きていく道はない」板垣瑞生さん死去、わずか14歳で明かしていた“人生観”

2025年4月17日(木)16時30分 週刊女性PRIME

板垣瑞生



 4月17日、衝撃的な訃報が舞い込んできた。

《俳優・板垣瑞生が不慮の事故により逝去いたしましたことをご報告申し上げます》

 本人のインスタグラムのストーリーズに、家族によってこのような文章が投稿され、今年1月から“行方不明”となり、その後遺体となって東京都内で発見されたというのだ。

 2024年3月、板垣さんはそれまで所属していた芸能事務所を突如退所。当初、退所理由の説明もないまま事務所のホームページからプロフィールが削除され、ファンクラブも閉鎖されたことでファンの間に動揺が広まっていた。翌4月には自身のインスタグラムで退所の報告と入院していたことを告白。その後はゲーム配信やアート配信などの活動を続けていたが、今年1月以降はSNSの更新がストップしていた。

《この仕事以外に僕が生きていく道はない》

《また瑞生くんの演技見たかった》

《ほんとに嘘だと言ってくれ…》

《みずきくんの演技に歌声にずっとずっと助けられてました。ずっとずっとだいすきだよ》

《板さんのアイドル人生、俳優人生、本当に素敵でかっこよかったです》

 訃報を受け、板垣さんのTikTokやInstagramにはファンから悲しみの声が相次いで寄せられている。

「ボーカルダンスユニット『M!LK』メンバーとして、『正直不動産』『ソロモンの偽証』『麒麟がくる』など数多くの作品で俳優として、若くしてその多才さを遺憾なく発揮されていました。そんな板垣さんは小学5年生のときに渋谷でスカウトされ、早くから芸能界入りしたことで、年齢以上に大人びて見える存在でした」(芸能プロ関係者)

 その人柄を窺い知ることのできる、当時14歳のインタビューがある。

《早く大人になって自立したいし、ひとり暮らしもしてみたい。そして、「君ならまかせられるよ」って責任を持たされるような役者になりたいです》

《映画『闇金ウシジマくんPart2』の現場で菅田将暉さんとお話をさせてもらったのは大きかった。俳優の面白さを教えてもらい、大げさかもしれないですけど、この仕事以外に僕が生きていく道はないなって思ったんです》

《早く自立して、自分ひとりでこの広い世界を回ってみたい。将来の目標は、マンションの最上階に住めるような俳優です!》

 10年が経ち、24歳になっていた板垣さん。あまりにも短い俳優人生であったが、その名演は作品の中で、人々の心の中で生き続けるだろう。

週刊女性PRIME

「死去」をもっと詳しく

「死去」のニュース

「死去」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ