橋下徹氏 代理人痛烈批判も大谷にも苦言「本人にも責任」 反社会勢力に巨額の資金流れた可能性指摘

2024年4月18日(木)20時2分 スポーツニッポン

 元大阪府知事の橋下徹弁護士(54)が18日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月〜金後3・40)に出演し、ドジャース大谷翔平の口座から元通訳の水原一平容疑者が巨額の不正送金をしていた問題で「代理人らがええかげん!」と、代理人のバレロ氏を糾弾した。

 水原容疑者が訴追された事件の訴状などによると、水原容疑者の「翔平は口座の非公開を望んでいる」という安易な説明をバレロ氏が信じ、チェックしなかったという。橋下氏はこれを問題視。「バレロ氏は相当な高額の報酬をもらってる。口座の管理も任せられていたのに、水原さんが言ったからといって口座をチェックしなかったというのはダメです。他の通訳を介してでも確認するべきだった」と語った。また、大谷の判断によるが「普通なら代理人に過失があるので、(不正送金分を)請求することもできる」という考えも示した。

 世間的に「大谷さんは完全な被害者で良かった」と安堵する風潮についても異論。「問題なのは水原氏が賭けていた胴元の背後には巨大な違法な組織があったこと。大谷選手のお金はマネーロンダリングで使われているのではないか」と、巨額のお金が反社会勢力に流れた可能性を指摘した。大谷はその反省を踏まえたうえで「バレロ氏に対して情を見せるのではなく、チームを再編するべき」という私見を述べた。

 一方で「1年に一回でも口座を見ていたら防げたわけだから、本人にも責任はあります」とも言い切った橋下氏。「これを言うと世界中の大谷ファンからクレーム来るけどなあ」と苦笑いしつつも「でも、ぼくは言い続けますよ」と顔を引き締めていた。

スポーツニッポン

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