『うぉっしゅ』研ナオコが20年以上振りにサックスに挑んだ本編映像&メイキング写真解禁
2025年4月20日(日)11時0分 クランクイン!
永六輔さんの孫であり、俳優経験も持つ岡崎育之介が企画・脚本・監督を務めた本作は、認知症の祖母と、突然その介護をすることになったソープ嬢の交流と葛藤、そして結びつきをコミカルに描き出すヒューマンドラマ。
ダブル主演の1人、ソープ嬢・そして孫の加那を演じるのは、映画『窓辺にて』やドラマ『エルピス‐希望、あるいは災い‐』(フジテレビ系)などに出演し、映画界に新たな風を吹き込む注目株俳優・中尾有伽。もう1人のダブル出演、認知症の祖母・紀江役には、9年ぶりの映画主演となる研ナオコ。
さらにニューヨーク・嶋佐和也、中川ゆかり、高木直子、磯西真喜などお笑い芸人からベテラン勢に加え、TikTokerとしても注目の西堀文、クリエーターチーム『こねこフィルム』が作った「年齢確認」シリーズの赤間麻里子らが出演する。
孫の加那は、祖母・紀江の過去の写真の中から、サックス奏者だった写真と、さらに物置に眠る紀江のサックスも発見する。紀江の知られざる過去、人生に触れた加那は、祖母のこと、そして自分を見つめ直していく—。
解禁された映像で研が演奏した楽曲は、ジャズの名曲と言われる「ムーンライト・セレナーデ」。タイトルの中の「セレナーデ」は、「夜に窓の外で、恋人を想って演奏する曲」という意味で、祖母は当時誰を想い演奏したのか、祖母の人生の一部に触れられるシーンとなる。岡崎監督は本楽曲を選んだ理由に「母が好きな曲として選び、家族への想いが溢れる1曲」とコメントを寄せた。
そんな家族の想いが詰まったシーンで使用されたサックスは、研自身がライブでも使っていたサックス。このサックスは、佐野元春プロデュースバンド・ANDY'Sのライブに参加した際に使用していた物でもあり、今回20年以上振りに自身のサックスでの撮影に臨んだ。試写会でいち早く本作を観た方々からは、「紀江ちゃんがサックスを吹くギャップにやられました」「おばあちゃんの素敵な過去・人生を知って涙が出ました」等の声が寄せられている。
映画『うぉっしゅ』は、5月2日全国公開。
※岡崎育之介監督の「崎」は「たつさき」が正式表記