佐久間宣行氏、“過去最低視聴率”で落ち込んでいた夜に「知らない番号から電話が…」
2025年4月21日(月)12時28分 マイナビニュース
テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が16日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00〜28:30)に出演。“人生で影響を受けた言葉”について明かした。
○出演者からの指摘「言葉が足りない」
先週の放送回で、ぎっくり腰のため、自宅からのリモート生放送を行った佐久間氏。現在は、リハビリ中だと言い、「いろんな人に優しくされてうれしかった」と吐露。実は最近、「他人への優しさを考えている期間だった」そうで、「ほぼすべての芸人、タレントに、“佐久間さんは収録が終わるとすぐスタジオから出て、ウケたのかスベったのかわからない”って。全員に言われる」と苦笑しながらその理由を語った。
佐久間氏は、出演者がスベったときには、「大丈夫だよ」と声をかけに行くというが、ウケたときには、「自分でもわかるだろう」と思い声をかけていないそう。しかし、出演者たちから、「言葉が足りないですよ」と指摘され、「言葉って大事だなって。何がどう面白かったのか、どこが刺さったのか。伝えたほうがうれしいんだなっていうのもわかる」と猛省した。
また、佐久間氏は、“人生で影響を受けた言葉”を告白。総合演出をはじめて手掛けたテレビ東京系『大人のコンソメ』を振り返り、「過去最低視聴率を叩き出して凹んでた夜に、知らない番号から電話がかかってきた」と回顧。電話の主は、出演者だったおぎやはぎの矢作兼だったそうで、「めちゃくちゃ面白かったから、マネージャーから俺の連絡先を聞いて、わざわざ俺に電話してきて。“面白かったよ〜!”って」と明かした。
矢作の温かい言葉に感謝しながら、「そのときの誉め言葉、いろいろ言われたことに支えられて20年やってきたんだなと思って」「“佐久間さん、編集うまいね”って言われたから、編集うまいんだ! と思ってやってきたから」としみじみ振り返った佐久間氏。最後は改めて、「俺がまずそれに支えられてるのに、人を褒めてないのはおかしい」と自省しつつ、「人を褒める月間みたいなのを設けて、ここ最近仕事してる」と語っていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。