79歳・タモリ、老化を実感「かなりボケています」 食い止めるために行っていることも明かす
2025年4月21日(月)13時45分 マイナビニュース
タレントのタモリが21日、東京・渋谷のNHKで行われた「NHKスペシャル『人体III』」試写会・出演者会見に、ノーベル賞科学者・山中伸弥氏、久保田祐佳アナウンサーとともに出席した。
タモリと山中伸弥氏がW司会を務める『人体』シリーズ。約4年ぶりとなる最新シリーズのテーマは「命とは何か」。人の体を作る約40兆個もの細胞に注目し、最新科学が解き明かした命のメカニズムを、最新の顕微鏡映像と超高精細CGも活用して伝えていく。
タモリは「この番組は本当に難しくて。私も年も年ですし、理解力と記憶力がだんだん薄れていく中で必死になって理解しようと思っているんですが、医学の最先端のことなので難しい」と吐露しつつ、「これを助けてくれるのが抜群のCG。これを見ているとかなり理解ができる。難しいものをかなりかみ砕いてわかりやすくした番組で楽しめると思います」と番組の魅力をアピールした。
現在79歳のタモリ。自身の体の変化について「かなりボケています。毎日料理しているんですけど、これは冷蔵庫にあるので取りに行かなければと、冷蔵庫の方を向いて2〜3歩、歩いたときに、『俺は何を取りに来たんだろう』というぐらいかなりボケてきている」と告白し、「この番組についていくのが大変ですが、山中先生の解説によってなんとかついていけています」と語った。
また、老化に抗うために日々心がけていることを聞かれると「歩くことですね。歩くことでなんとか脳が働いていると思います。でも、あと1年後どの程度ボケるのか予測つかない。今のところ、とにかく歩けばなんとか脳の活発さも保てるのではないかなと。老化を少しでも食い止めていると思います」と答え、山中氏も「歩くことによって骨からいいものがいっぱい出ますから」と太鼓判を押していた。
「NHKスペシャル『人体III』」は4月27日、5月11日、5月25日、6月8日(各日21:00〜21:49)放送。