中山美穂さんお別れの会がしめやかに 小泉今日子ら関係者800人・ファン約1万人が参列 実妹・中山忍「皆さまを照らす煌めく星としてどうか心に」

2025年4月22日(火)18時0分 オリコン

『中山美穂さん お別れの会』の模様(C)ORICON NewS inc.

 昨年12月6日に亡くなった歌手で俳優の中山美穂さん(享年54)のお別れ会が22日、都内でしめやかに営まれた。

 祭壇は、中山さんが好きだったという赤いダリア55本のほか、バラ、スカビオサ、ラナンキュラスなど季節の花々5000本以上で彩られた。遺影は2023年のツアーの際に撮り下ろされたものが選ばれた。

 会場内には、レコードやポスターなどが展示された。デジタルメッセージは150通、愛用していたギター3台、衣装13着などゆかりの品が並んだ。衣装のうち、緑色のチュールドレスは亡くなった当日に予定していたライブで着用予定だったという。

 お別れの会の第1部には関係者約800人が参列。小泉今日子や岩井俊二らが弔辞を読み、中山さんを偲んだ。喪主としてあいさつした実妹の中山忍は、「あまりにも突然で何もかも心が追いつかず、時間がこんなに長く感じたことはありません」とこの5ヶ月を振り返った。

 また参列者に向け「仕事を通じて、また友人として姉と出会ってくださり、その日々の中で笑いあい、励まし、励まされ、時には喧嘩しながらでも支え、導いてくださったこと。皆様と過ごさせていただいた日々の全部が、皆様に愛される中山美穂として育んでくださったことを深く感謝申し上げます」と感謝を伝えた。

 終始声を震わせながら絞り出し、「どうか姉のあの笑顔と、皆様と作り上げてきた数々の作品を、あのとびきりの笑顔を、いつまでもいつまでも覚えていてあげてください。この先は皆様を照らす煌めく星として、どうか心に置いておいていただければうれしく存じます」と呼びかけた。

 なお、第2部の一般参列者は、ファン約1万人が参列した。

 中山さんは1970年3月1日生まれ、東京都出身。85年にシングル「C」で歌手デビュー。同年のドラマ『毎度おさわがせします』で注目を集めた。「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)や、「ただ泣きたくなるの」などもヒット。映画では『Love Letter』でブルーリボン賞主演女優賞、『東京日和』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。

 プライベートでは2002年に辻仁成と結婚、04年1月に長男を出産。14年に離婚した。妹は俳優の中山忍。大阪でクリスマスコンサートを予定していた12月6日、中山さんの訃報が伝えられた。54歳だった。

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