『Demon City 鬼ゴロシ』『雨の中の慾情』『ミニーのリボンショー』が各1位に=動画サービス別注目度ランキング
2025年4月26日(土)14時25分 マイナビニュース
テレビ画面を注視していたかどうかが分かる視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、コネクテッドTV(CTV)での動画サービス別コンテンツ注目度ランキング(2025年2月6日〜4月13日)をまとめた。
今回は、Netflix・Amazon Prime Video・Disney+について、各動画サービスのオリジナルコンテンツ、独占配信コンテンツを中心に、注目度データを用いてランキングを作成。
その結果、Netflixでは生田斗真主演のオリジナル映画『Demon City 鬼ゴロシ』、Amazon Prime Videoでは成田凌主演映画『雨の中の慾情』、Disney+ではアニメ『ミニーのリボンショー パーティーへようこそ!』が1位となった。
1位はいずれの動画サービスでも80%を超える注目度を記録し、地上波テレビ番組の平均注目度(ALLジャンル)と比較すると30ポイント近くの差があることが分かった。
この差が生じる要因の一つとしては「CTVでコンテンツを視聴するユーザーは高い目的意識を持っている」ことが挙げられる。上位にランクインしたコンテンツにおいては、ながら見をほとんどせず、コンテンツに最初から最後まで「くぎづけ」になっている様子が読み取れる。
動画配信サービスの視聴は国内でも拡大を続けており、今年4月にはAmazon Prime Videoでの広告配信もスタート。大画面でコンテンツを楽しめるCTVは複数人での同時視聴も期待できることから、今後さらに重要な広告メディアになっていくと見込まれる。
REVISIOでは「こうした視聴環境の変化に対応すべく、引き続きCTVにおけるコンテンツや広告の評価基盤を拡充してまいります。現在、広告主・広告会社・媒体社の皆さまに提供可能なソリューションの開発にも取り組んでおります」としている。
REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら