永野「芸能界の空気が苦手」　あのも共感「慣れてない」「ずっとわかんない」

お笑い芸人の永野が22日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週火曜27:00〜28:30)にゲスト出演。バラエティ番組におけるあののたたずまいを絶賛した。
○「何だろう? っていう違和感がいい」
「いまだに芸能界の空気が苦手」だという永野。あのも、「慣れてない」と共感し、「日によるけど、もう家出れない! って日多いです。めちゃくちゃある。泣きながらとか。どうしていいか、ずっとわかんない。何をしゃべったらいいんだろう? これでいいのかな? ってなって、頭が変になっちゃう」と不安を吐露。しかし、「それがいい」と肯定した永野は、「10代とか多感な時期の人は、その空気感に共感したりする。寂しそうな目が刺さるんですよ」と背中を押した。
また、永野は、自身が敬愛するロックバンド・ニルヴァーナのカート・コバーンについて、「アメリカのバラエティ番組とかに出ると、ちょっと面倒くさそうというか、居心地が悪そうなのよ。あれが、高校時代の自分には、なんかいいなって。芸能人じゃないみたいな。ここに本当に人間としているんだなって感動して」と紹介。改めて、あのについて、「人間を見るのが好きだから。やっぱりあのちゃんは魅力がありますよ。何だろう? っていう違和感がいい」と絶賛した。
「あのちゃんは多分、国とか時代が変わってたら、そんなバラエティ出てない人でしょ?」と問われ、「絶対そう。正直、出てるの意味わかんないもん」と本音をぶっちゃけたあの。永野は、「時代が時代だったら、アルバムを何年かに一回出して、ツアーやってっていう人だったと思う。その人がバラエティ出て、なんか食べたりしてる違和感が面白い」と再び称賛し、「だって、カート・コバーンがバラエティ出てるみたいなもん。カート・コバーンは、おふざけで二度と呼ばれなくてもいいやっていう態度が面白かったんですよ」と熱弁していた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
2023年4月にスタートした『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』。ラインナップ発表会見に出席したあのは、「しゃべるのが拙いほうなんですけど、それ(そんな自分がパーソナリティを務めること)もまた新しい試みだなと思うのでありがたいです」と心境を述べ、番組ゲストに迎えたい人を聞かれると、「願望は本田圭佑さん」「言ってることがすごくデカくてカッコいい。完璧なのに抜けてるというか、お茶目だからすごくかわいらしくて、お話してみたいです」と目を輝かせていた。