人気女性YouTuber、“毒親”と絶縁。過去を赤裸々に語る「共感でしかなかった」「一緒に泣いてしまった」
2025年5月1日(木)19時25分 All About
人気YouTuberの整形アイドル轟ちゃんが、自身のチャンネルで家族との関係について語った動画が反響を呼んでいます。(サムネイル画像出典:整形アイドル轟ちゃん公式YouTubeチャンネルより)
小さな違和感から始まった心の距離
子どもは親を選べない。親も子どもを選べない。それは「ガチャ」のようなものだと語る轟ちゃん。世間一般で言われる「家族は仲良し」「親は子どもを理解している」という常識に苦しんできたようです。轟ちゃんが家族との関係に疑問を感じ始めたのは、学生時代、友人宅に遊びに行った時のこと。友達の家では家族がこんなにしゃべるのか、と驚いたり、つらい時に一番に母親に電話をするという歌詞の意味が分からなかったり。年末年始に実家に帰らない理由を聞かれたりするなど、周りの家庭と自分の家庭との間に認識の差を感じ始めたのが第一段階だったようです。
周囲の「正しさ」と自己否定
せっかく違和感に気づいても、「いや、でも違うかも」と自分で打ち消してしまう時期が続いたそう。大学まで行かせてもらったことや、お金をかけてもらったことなど、客観的に見れば恵まれていると感じられる状況に対して、「毒親扱いはお門違いだ」といった周囲や世間の声を聞くにつけ、「うちは普通の家庭だったのかも」「てことは私が悪いのかも」と自分を責め始めてしまったと語ります。情報があふれる中で、何を選択すればいいか分からなかった、とも。両親と話し合いを試みたこともあったそうですが、「あの時構ってあげられなくてごめんね」といった言葉を聞くたび、「毎回絶望してた」と吐露し、かみ合わないつらさを味わったようです。また逆に、「自分は真っ当に育てられた子どもだと思い込むことでメンタルを保っていました」という時期も。
血縁でも分かり合えない現実
段階的なステップを踏み、最終的には両親を縁を切った轟ちゃん。「嫌いとかではない」「本当に分かり合えなかったってだけで」とも話しています。視聴者に向けては、「自分が感じた違和感っていうのをちゃんと信じてあげていいし、家族だからっていう理由で受け入れなくていいと思います」と呼び掛けています。コメントでは、「『あなたのため』って言われるのほんとキツいよね」「絶対に幸せになろうね轟ちゃん」「自分が親に似てくる期本当に分かり過ぎる」「轟ちゃんの言葉に安心する」「共感でしかなかった」「そんなの毒親じゃないって言われるの辛いよね」「轟ちゃんと一緒に泣いてしまった」など、さまざまな声が上がりました。
(文:橋酒 瑛麗瑠)