「いきものがかり」 恩人は大物シンガー・ソングライター 水野「迷っていた時にメールを」
2025年5月4日(日)6時32分 スポーツニッポン
男女ユニット「いきものがかり」が、3日放送の「withMUSIC」(土曜後10・00)に出演。恩人である大物シンガー・ソングライターの存在を明かした。
99年に結成した「いきものがかり」。地元の神奈川県海老名市や厚木市で路上ライブを重ね、06年「SAKURA」でメジャーデビュー、たちまち紅白の常連になり、トップアーティストに名を連ねた。だが、いち早く存在に注目し、自身のラジオ番組で紹介したのが、シンガー・ソングライターの小田和正だった。
吉岡聖恵は、小田と水野良樹の関係を「親子みたい。凄くかわいがっていただいて」と語った。MCの有働由美子アナウンサーから「個人的にも?」と聞かれた水野は、13年にビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーが来日した時に、小田から「水野、一緒に見に行くか?」と誘われるなど、親交があるという。
また、「色んな場面で、自分たちの指針となることをおっしゃって下さる」とし、17年の活動休止、21年のメンバー脱退など「いろんなことがあったグループなんで、迷っていた時にメールを送ってきてくださって、“何年かたった後に振り返ったら、あれはそういうことだったんだな、と思うだけだから、とりあえず今を頑張りなさい”ということをサラっと言ってくださって」と感謝。「そういうことが、毎回毎回励みになる」と語った。
一方吉岡は、「デビュー当初、まだ全然知られていない時にSAKURAって曲を小田さんの番組で取り上げて下さって、小田さんが“この曲、ちょっとテンポ変えてやってみようか。もうちょっと速いテンポでいかないか”って言ってくださったんですけど、“いや、このままのテンポで行きます”って、やや突っ張っちゃった」と振り返り「でもそんな時にも受け止めてくれて“じゃあ、もとのテンポで行こう”」と言ってくれたと語った。だが、今でも会うたびに「俺、軽い気持ちで言ったんじゃねえんだ」と言われると明かした。