いきものがかり 活動休止の真相「休まないことの方が怖かった」ワケ 17年「放牧宣言」1年10カ月
2025年5月5日(月)9時51分 スポーツニッポン
男女ユニット「いきものがかり」が、4日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(後10・00)に出演。2017年「放牧宣言」と題し、活動休止をした理由を明かした。
99年に結成した「いきものがかり」。地元の神奈川県海老名市や厚木市で路上ライブを重ね、06年「SAKURA」でメジャーデビュー、たちまち紅白の常連になり、トップアーティストに名を連ねた。
デビューからの10年間でシングル32枚、アルバム10枚をリリースするなど走り続けた同グループ。休まず新曲を出し続け締め切りに追われる日々。いつしか音楽が楽しめなくなっていたという。
そこで2017年「放牧宣言」とし、活動を休止。その理由について水野良樹は「ちょっと疲れた…」と本音を吐露。「休まないことの方が怖かったぐらい」と振り返った。吉岡聖恵は「メンバー同士も学生の時みたいに冗談を言い合ったりがなくなってきて。“やることだけやる”みたいな緊張感があったので、ここは一回空気を変えたいと」と語った。
吉岡は「歌うのやめてみようって。スイスに放牧見に行った」とリフレッシュ。すると「歌う時、体調がよくなる。歌が自分に合っているのかなって」と改めて感じられるようになったという。
水野良樹は他のアーティストに楽曲提供をするなど音楽活動は続けていたが「曲作りに集中できてメンタルは落ち着いていた」と語った。
そして約1年10カ月後の2018年、「集牧宣言」とし活動を再開。心の底から音楽を楽しめるようになったという。