美形宦官、おふざけなしのギャップ!「薬屋のひとりごと」緊迫した状況で魅せた力強い壬氏の一面

2025年5月5日(月)20時0分 ABEMA TIMES

 猫猫(CV:悠木碧)が見事な推理を見せたうえ、自身が傷つくのもいとわず壬氏(CV:大塚剛央)のもとへと急ぎ、間一髪で命を救ったアニメ「薬屋のひとりごと」第19話。いつもは照れ隠しのようにおふざけを見せる壬氏も、傷ついた猫猫を抱きかかえると、このときばかりは何かを思うような真剣な表情でその場をあとにした。普段の姿とはまったく違う壬氏の力強い眼差しが印象的なシーンだ。

【映像】強い眼差しで歩く壬氏(19分38秒ごろ〜)

 「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が放送されている。

 以前起きたぼや騒ぎに乗じて祭具が盗まれていたことを知った猫猫。ほかにも祭具の管理者が命を落とすなど複数の出来事に奇妙な繋がりを感じると、事件の再調査に乗り出した。その結果、猫猫は祭事に参加する貴人の命が狙われているのではないかという可能性に辿り着く。

 まさにその日が、祭事が行われる日だった。猫猫は祭事会場に急いだが、当然入口で武官に止められてしまう。「何か起こった後では遅い。取り返しのつかないことはいつもそうだ」と覚悟を決めた猫猫は、武官とやりあって殴られてまで必死に説得。とうとう祭事会場に駆け込み、まさに落ちてきた柱から間一髪で貴人を救ったのだった。

 この貴人こそ壬氏だった。壬氏は突然猫猫が飛び込んできたことはもとより、彼女が自分をかばって足に裂傷を負ったことや、ひどく顔を腫らしているのを見て狼狽する。猫猫は気を失ってしまったが、壬氏は彼女を抱きかかえると、そのまま建物を出る。そして多くの人が頭を下げるなか、凛とした表情でその場をあとにした。

 その途中ですれ違った羅漢(CV:桐本拓哉)は、驚いたような表情を浮かべていた。壬氏はこれまで何かと自分に絡んでくる羅漢を警戒していたが、自身が命を狙われたこと、そして猫猫が身代わりとして大怪我を負ったことでそれどころではなくなったのだろう。羅漢に目もくれることなく、ただまっすぐ歩いていった。

 挿入歌が流れるなか猫猫を抱きかかえた壬氏が前だけを見て歩くこのシーンは、放送当時「王子様みたいでかっこいい」「愛を感じた」「うるっときた」など多くの反響を呼んでいた。

(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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