山本昌、ピッチクロック導入による影響を指摘「すべてピッチャーには良くない」

2024年5月11日(土)18時30分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が6日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『ルール変更を考える』」に登場。ピッチクロック導入による影響を指摘した。
○すべてピッチャーには良くない
同チャンネルでは今回、「ルール変更」をテーマにトーク。走者なしで15秒、走者ありで18秒に投球間隔が制限され、違反した場合は1ボールが追加されるピッチクロックについて話題が及ぶと、山崎武司氏から「時間短縮ということでピッチクロックがあるけども、これ昌さんとか、ピッチャー側はつらいでしょ?」と質問。これに山本氏は「めちゃくちゃつらいよ」と即答しながら、「1つ言うと、やっぱり息が整う前に投げちゃうっていうことなんですよ。極端な言い方をすると。そうすると当然故障が増える。疲労がたまる。すべてピッチャーには良くないんですよ」と指摘した。
さらに、山本氏は「だからね、日本式と言ったらあれなんですけど、サイン交換は今ここに仕込んで」と、バッテリー間のサイン伝達に使用される電子機器であるピッチコムにも触れ、「15秒を20秒ぐらいにしてくれたほうが、日本の野球には合うのかなって」と持論を展開した。
この意見を受け、山崎氏も「漠然と試合短縮っていうのを、今はすごく意識している。とにかく3時間切れとか、ピッチング投球は5球以内とか、イニング交代2分とか。それはいいことだと思うんですけど、試合の内容に応じて考えたり駆け引きしたりするのに対して、『この秒数で投げなさい』っていうのは」と自身の印象を話すと、山本氏は「ちょっと増やしたらいいんじゃないかなっていうのはね、これはピッチャーやってた身としてね」とこぼしていた。
【編集部MEMO】
YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開中の「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話」。プロ野球生活32年50歳まで現役を続けた山本昌氏と、プロ野球生活27年でセパ両リーグの本塁打王に輝いた山崎武司氏が、プロ野球にまつわる(秘)エピソードを披露している。「やまやま話」は動画情報配信サービス「ロキポ」でも配信中。

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