フィフィ 中国、邦人男性に“スパイ活動”認定し懲役12年に「一方で、スパイ防止法の無い日本...」
2025年5月14日(水)9時44分 スポーツニッポン
エジプト出身のタレント、フィフィ(49)が14日までに自身のSNSを更新。中国上海市の裁判所が13日、国家安全に危害を与えた罪で起訴されていた50代の日本人男性が「スパイ活動を行った」と認定し、懲役12年の有罪判決を言い渡したことに言及した。
起訴内容は明らかにされておらず、中国の邦人社会で不透明な司法制度への懸念が広がるとみられる。判決を受け、在中国日本大使館は中国政府に対し、男性の早期釈放や司法プロセスの透明性向上を申し入れた。
男性は2021年12月に上海で拘束され、23年8月に起訴された。北京市では23年3月にアステラス製薬の日本人男性社員が反スパイ法違反の疑いで拘束され、昨年11月に初公判が開かれた。
習近平指導部は国家の主権と安全を守るためとして14年に反スパイ法を施行し、取り締まりを強化。スパイ行為の定義を従来より拡大した改正反スパイ法が23年7月に施行された。
フィフィは「中国、『スパイ活動』で邦人に懲役12年判決 日本は早期釈放求める」と題された記事を引用し「一方で、スパイ防止法の無い日本、スパイ天国、スパイ野放し、スパイやりたい放題」とつづった。
また、「自民調査会『スパイ防止法の検討を』 情報力強化策を政府に提言へ」と題された記事について「何を今更、選挙前のポーズでしょうね、『検討を』って…有権者を舐めてるんですか」と指摘した。