岡村隆史が尖っていた時代に「めちゃくちゃええ人」だった先輩 「でも、おもんなかったですよね?」

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　ナインティナインの岡村隆史（54）と矢部浩之（53）が、15日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」に生出演。先輩コンビについて語った。

　リスナーから01年に解散したお笑いコンビ「スミス夫人」について話題を振られ、過去に吐いた“暴言”を指定される一幕が。2人は「灘儀（なだぎ）さんは、ほんまに優しくてしゃべりやすかった」と声をそろえ、矢部は「（良い意味で）普通の人だった」と補足した。

　NSCでは「スミス夫人」が8期、「ナインティナイン」が9期。「俺らがまだ8期生の方とお話ししづらかった時も、灘儀さんだけは凄いしゃべりやすくて、話しかけてくれはって」と先輩に感謝を伝えるも「でも、おもんなかったですよね？」とぶっちゃけ。「俺らそんなに『スミス夫人』さんのネタをそんなしっかり見たわけではないんですけど」と回想した。

　「スミス夫人」とは大阪で当時「若手が出て『GONGSHOW』形式で、おもろないなっておもったら下げられたりする」人気お笑い番組の出演枠を競った経験があると回顧。「8期生出そろったけど『スミス夫人』さんも出てらっしゃらなかった。9期生も出きって“なんで俺ら出られへんねん”って思ってて。ほんだら『スミス夫人』さんが出はって、次、俺らやなって思ったら、お声かからなかった…結局『BOOING』に出れてないんですよ」と悔しそうに振り返った。

　「その時のイメージで“なんでスミス夫人が出れて、俺ら出られへんねん。『スミス夫人』より劇場でウケてんのちゃうんか？”って勝手に思ってしまった。申し訳ないけど…」と過去の“因縁”に後ろ髪を引かれていると明かした岡村。矢部は「当時ね、尖ってて生意気やった」と苦笑いしつつ「『スミス夫人』ってめっちゃ面白そうじゃん。どんなネタするんやろうって」とフォローしていた。

　岡村は「灘儀さんはいい人、いい人っていうイメージしかない…あの尖ってる時代にめちゃくちゃええ人だったから、感謝してる。居づらい場面とかいっぱいあってんけど、あのニコニコした顔で俺らのこと見てくれてはった」と再度感謝。「好きなのには変わりない。でもな…ってことですよ」述べて笑いを誘った。