「あんぱん」のぶ同期記者は鳴海唯「アンパンマンのような人に」運命のヒロイン選考シート 涙の最終熱弁も
2025年5月19日(月)12時0分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)に、女優の鳴海唯(27)がレギュラー出演することが決定し19日、番組公式SNSで発表された。主人公とともに「高知新報」に戦後初の女性記者として入社する小田琴子役を演じる。朝ドラ出演は2019年度前期「なつぞら」以来6年ぶり2回目。
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。やなせ氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。中園氏は14年度前期「花子とアン」以来2回目の朝ドラ脚本。今田は21年度前期「おかえりモネ」以来2回目の朝ドラ出演で初主演、相手役の俳優・北村匠海は朝ドラ初出演となる。
23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で本多忠勝(山田裕貴)の娘・稲役を好演して話題を呼んだ鳴海。今回演じる琴子は、普段はおしとやかだが、酒が入ると饒舌になる。
制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは「ヒロインオーディションのシートに『私はアンパンマンのような人になりたいです』と書かれていて、まだ『あんぱん』の企画発表前だったので、これは運命だ!と驚いたのが最初の出会いでした。最終オーディションでも『人生を変えたいです』と涙ながらに語ってくれたことがずっと心の中に残っていて。どこかでご一緒したいと思い、のぶと同期入社の琴子役を託しました」と起用理由を明かした。
■鳴海唯コメント
「私はアンパンマンのような人になりたいです」。オーディションシートの自由欄にそう書いた日から作品とのご縁が始まっていたように思います。
私が演じる小田琴子という女性は、のぶさんとともに戦後初の女性記者として高知新報で働くことになります。一見おしとやかな女性に見えますが、実は二面性のある、とてもユニークな女性で、彼女の一挙手一投足を見逃さずに演じたいという思いで現場に臨んでいます。
終戦を迎えた高知新報の自由と活気にあふれる日々をお届けできるよう精いっぱい頑張ります!皆さまに琴子としてお会いできるのが待ち遠しいです!