永野芽郁 ANN降板で開店休業状態に 活動休止は事務所否定も不倫疑惑報道の影響はあまりにも大きく

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　俳優の田中圭（40）との不倫疑惑が報じられた女優の永野芽郁（25）が19日、ニッポン放送「永野芽郁のオールナイトニッポンX」（月曜深夜0・00）を降板した。来年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟！」と同様、所属事務所が局側に出演辞退を申し入れた。番組は放送開始からわずか2カ月で終了した。

　所属事務所は「このたびの一連の報道により、関係各所への多大なるご迷惑およびご心配をおかけしている」とコメント。19日に出演辞退を申し入れ、同日深夜の放送は代役が出演した。

　番組は3月31日にスタート。週刊文春が4月24日に不倫疑惑を報道後初の放送となった同28日、永野は「本当にごめんなさい」などと謝罪。その後も2回生出演したが、報道には触れず、いつも通りの明るい口調で番組を進行させた。

　「豊臣兄弟！」の出演辞退をNHKに申し入れたのが18日。テレビ局関係者は「一方は出演辞退を申し出たのに、もう一方は出演を継続するのは一貫性がない」と降板した理由を説明。局関係者は「オールナイトニッポンの編成発表会見に登場するなど期待が高かった。こんな形になるとは」と肩を落とした。

　放送中のTBSドラマ「キャスター」はすでに撮影が終了しており、主演映画「かくかくしかじか」は予定通り16日に公開された。「豊臣兄弟！」に続く「オールナイトニッポンX」の降板で開店休業状態となった。事務所関係者は「活動休止ではない」としているが、不倫疑惑報道の影響はあまりにも大きいものとなった。

≪出演映画は上々スタート≫

　映画「かくかくしかじか」が、公開3日間で興行収入が1億6975万円を記録した。観客動員数は12万5100人で、16〜18日の全国映画動員ランキングで4位に入った。興行通信社が19日、発表した。実写邦画では1位で、映画関係者は「上々のスタートとなった」と話している。

≪全3社の公式サイトから田中圭の動画などを削除≫

　田中をCMに起用した花王「ビオレザボディ」の公式サイトから19日、田中の画像や動画が削除された。同社は「ビオレザボディの広告は掲載を終了しました。当初の予定通り終了しました」と説明。CMは4月にスタートし、契約期間などについては「回答を控えています」とした。田中はこれでサントリー、キッコーマンと全3社の公式サイトから動画などが削除された。