長澤まさみ 菊田一夫演劇賞を受賞「舞台に立ってみたい、勇気を出したあのときが自分自身に帰ってきた」

2025年5月21日(水)12時2分 スポーツニッポン

 女優の長澤まさみ(37)が21日、都内で「第50回菊田一夫演劇賞」授賞式に出席した。

 2000年に「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを獲得し芸能界入り。2011年に「クレイジーハニー」で初舞台を経験した。「私にとって演劇というのは映像からお芝居を始めたものでして、遠い存在に感じていた場所でした。ですが思い切って舞台の上に立ってみたいという、一歩前に進む勇気を出したあのときが今こうやって自分自身に帰ってきたなと感じる日々を過ごしています」と感謝を語った。

 「正三角関係」での唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して菊田一夫演劇賞が贈られた。野田秀樹氏が演出し、嵐の松本潤(41)、俳優の永山瑛太(42)と共演。昨年7月に初日を迎え、11月にロンドン公演で千秋楽を迎えた。「ほぼ半年キャストスタッフと一緒に1つの作品をつくる機会をいただきました。日々演劇学校に通っているんじゃないかと思うような日々でした」と作品を作り上げた日々を振り返った。

 受賞に対して「まだまだ賞をいただいたことに対して自分が何か出来たのだろうかと自分に問いかけると、まだまだこれからやらなくちゃいけないことがたくさんあるなという風に思う事の方が多いです」と率直な心境を話した。続けて「ですがこういう素晴らしい賞をいただいたことをこれからも糧に、勇気に変えて、今も演劇、舞台に立っております。最後まで演じられるように頑張っていきたいと思っております」と決意を語った。

スポーツニッポン

「演劇」をもっと詳しく

「演劇」のニュース

「演劇」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ