吉本興業 オンカジ利用発覚のタレントに厳重注意&誓約書の提出求める「改めてコンプラ周知徹底を図る」
2025年5月22日(木)20時12分 スポーツニッポン
吉本興業の所属タレントを巡るオンラインカジノの問題で、東京区検は22日、タレント6人を略式起訴した。これを受け、吉本興業は公式サイトを通じコメントを発表した。
賭博の罪で略式起訴されたのは、「ダイタク」の吉本大、「9番街レトロ」なかむら★しゅん、「プリズンクイズチャンネル」竜大、最強の庄田、「ダンビラムーチョ」大原優一、「ネイチャーバーガー」の笹本はやての6人。
吉本興業は「所属タレント6名が本日、賭博罪で略式起訴されましたことを報告いたしますとともに、このような事態になりましたことにつきまして、改めて関係者及びファンの皆様にお詫び申し上げます」と謝罪。
続けて「弊社では、本問題が発覚して以降、当局による捜査に全面的に協力しながら、外部の弁護士を交えてオンラインカジノの利用等に関する社内調査を実施してまいりました」とし、オンラインカジノの利用が判明したタレントについては厳重注意処分とし、加えて今後オンラインカジノを含む違法行為に及ばない旨の誓約書の提出を求めたという。
また「研修及び契約更新の際にオンラインカジノの違法性を明示して周知したにもかかわらず、その後もオンラインカジノを利用していたタレントについては、カウンセリングの受講及び一定期間の報告を義務付けました」と報告した。
その上で「芸能活動を自粛しておりましたタレントにつきましては、順次、芸能活動を再開させていただくことにいたしました」と発表した。
そして「弊社は、今後とも研修の実効性を高めるなどしながら、改めてコンプライアンスの周知徹底を図る所存であり、併せて、所属タレント等が個人的な問題などを早期に相談し、必要に応じてカウンセリング等を受けることができるよう体制を整備しているところです」とした。