NHK大阪放送局 平新局長会見 6月1日で同局放送開始から100年「NHKにとってたいへん重要な年」
2025年5月22日(木)16時35分 スポーツニッポン
NHK大阪放送局の平匠子局長(58)が22日、大阪市内の同局で開かれた会見に出席した。
根本拓也前局長に代わって4月25日付けで新局長となった平局長は89年4月にNHKに入局。主に制作部門でディレクター、プロデューサーとして活躍。「週刊こどもニュース」「天才てれびくんワイド」や趣味、芸術、音楽番組を担当。通算7年間いた大阪放送局では「あほやねん!すきやねん!」などの制作に携わった。さいたま放送局長、メディア総局第1制作センター長などを経て昨年4月、理事に就任した。
東京・国立市出身の平局長は「中学、高校で陸上部。足が速くて、守備もうまかった西武の秋山幸二さんのファンでした」とニンマリ。「自分が大切だと思うメッセージを社会に投げかけられる仕事がしたい」とNHKに入局したという。大阪放送局勤務は13年ぶり3度目。大阪の印象は「パワーがあって多様な価値観、楽しさとこだわり、おもしろい人がたくさんいておいしいモノがある、心がワクワクする場所」ととらえている。
大阪放送局は6月1日で放送開始からちょうど100年。「NHKにとってたいへん重要な年になります。テレビやラジオで、信頼できる情報、役に立つ、勉強になるとか、より親しみをもっていただけるように、全力で取り組みたいと思います」と決意表明した。
大阪弁については「大阪の友達からそんなニセモノ言うなと言われてた。言葉は難しいけど、リズムは大好きです」と苦笑い。会見には現在開催中の大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクのネックレスをつけており「次の日曜日に初めて万博会場へ行きます」と楽しみにしていた。
NHK大阪放送局では5月31日、6月1日に「BK100年まつり」を開催する。