堺雅人 8年ぶり主演映画「平場の月」で井川遥と20年以来の共演 “井川体操”きっかけで相性抜群
2025年5月23日(金)5時0分 スポーツニッポン
俳優の堺雅人(51)が22日、都内で主演映画「平場の月」(監督土井裕泰、11月14日公開)の製作報告会見に出席した。
映画主演は8年ぶり。その間、TBSドラマ「半沢直樹」や「VIVANT」などで個性の強い主人公を演じてきたが、一転、町工場で働く平凡な印刷工役に挑んだ。
朝倉かすみ氏による20万部を突破した同名小説が原作。妻と別れ、慎ましく暮らす青砥(堺)が、中学時代の初恋相手・須藤と30年ぶりに再会し、互いに引かれ合っていくラブストーリーだ。
堺は「原作に気が付いたら夢中になっていて、何度読んでも面白いし読むたびに新たな発見があってその世界に入り込んでいた」とぞっこん。「要約するとほとんど何もない話だけれど、じわじわとくる作品。長く愛してくれたらと思う」と自信のほどをアピールした。
初恋相手役は井川遥(48)が務め、2人は20年放送の「半沢直樹」シーズン2以来の共演。その際は銀行員の客と料理店の女将という設定で「その時は優しくてクレバーで素敵な女優さんだったが、プラスしてお調子者でじっとしていられない人で、現場で井川体操を教えてもらった」と告白した。冬のロケ撮影で筋肉をほぐすなどの効果がよほどあったのか、「動画にして流してほしいくらい。そこから井川さんを上回る(体操の)先生を見つけられていない」と絶賛。対する井川は、照れながら「どこまでも優しくて、愛にあふれた方。互いに子供を送り出してから現場に入るので、毎朝どんなハプニングがあったといった話をしていました」と明かしていた。