『あんぱん』河合優実、今田美桜の座長姿から刺激「大きな作品で主演を務めることの希望をくれた」

2025年5月24日(土)10時0分 マイナビニュース


女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、朝田家の次女・蘭子を演じている河合優実にインタビュー。主演の今田をはじめとする朝田家キャストとの共演について話を聞いた。
○朝田家の撮影現場は賑やか「本当に楽しい」
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。
長女・のぶ役の今田、母・羽多子役の江口のりこ、次女・蘭子役の河合、三女・メイコ役の原菜乃華、釜じいこと祖父・釜次役の吉田鋼太郎、祖母・くら役の浅田美代子ら豪華キャストが演じる朝田家について、河合は「本当に楽しくて、撮影初期からずっとセットが賑やかで、でも誰も肩肘張らず自然にマイペースに楽しんでいる」と和気あいあいとした現場の様子を紹介。
「それぞれいろんな俳優さんの作品への取り組み方とか、シーンへの臨み方が全然違うことが見られるのもとても面白いですし、毎週月曜日のリハーサルでも先輩方を見て勉強になるし、とにかく楽しんでいます」と共演者から多くを学んでいるようだ。
○今田美桜の座長ぶりを絶賛
主演の今田については「本当に『あんぱん』に参加してよかったなと思わせてくださるヒロイン。今田さんがいることで絶対に現場が柔らかく楽しくなっているなと思うパワーを持っている」と、その存在感の大きさを語る。
また、今田の座長ぶりについて「朝ドラの座長として本当に素晴らしいと思います」と尊敬の念を語る。
「蘭子をやっている私からは想像つかないぐらい、ちゃんと身体的に疲れていくスケジュールだと思うんですけど、私たちにそんな顔を全く見せない。もしかしたら見せないようにしているのかもしれませんが、すごく自然に、無理なくずっと楽しく毎日現場に来てくれているように見えて、本当にポジティブな影響を与えてくれています」
今回、ヒロインオーディションに参加し、蘭子役をつかんだ河合。「いつかヒロインを」という思いについては「今回一緒にやらせてもらって、大きな作品で主演を務めることの希望をくれました」と今田の姿が自身の将来の糧になっているようだ。
○江口のりこのプロフェッショナルな姿勢に感銘
母・羽多子役の江口との交流も「すごく楽しい」と述べ、「ずっとおしゃべりしていたいなと思うぐらい、いつも前室で楽しく過ごさせてもらっています」と笑顔を見せる。
江口は今期3本のドラマに出演中。河合は「ものすごくお忙しいと思いますが、この間ふと思ったんですけど、台本を開いているところをあまり見たことがなくて。大変だと思いますが、とにかく丁寧に準備をされていると思いますし、作品への向き合い方がしっかり根底にあるんだろうなと想像しています」と、江口のプロフェッショナルな姿勢に感銘を受けている様子だった。
三女・メイコ役の原菜乃華については「本当に面白いです。(朝田家は)自然体で力まない人が多いですが、菜乃華ちゃんも飾らなくてかわいいです。いつも楽しく一緒にお菓子を食べています」と話していた。
■河合優実
2000年12月19日生まれ。東京都出身。2019年にデビューし、映画『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』(21)での演技が評価され、各賞の新人賞などを受賞。2024年1月に放送されたドラマ『不適切にもほどがある!』で話題を集めた。主演映画『ナミビアの砂漠』『あんのこと』で第67回ブルーリボン賞、第98回キネマ旬報ベスト・テンなどで主演女優賞を受賞。近年の出演作にドラマ『RoOT / ルート』、劇場アニメ『ルックバック』、映画『敵』『悪い夏』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』など。2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』で朝ドラ初出演。映画『ルノワール』が6月20日公開予定。
(C)NHK

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