金子恵美氏 小泉進次郎農水相就任の絶妙タイミングを解説「新しい農政をしなくては...今は転換期」
2025年5月23日(金)15時23分 スポーツニッポン
元衆院議員の金子恵美氏(47)が23日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!smile〜」(月〜金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、自民党の小泉進次郎氏(44)が農水相に就任したことについて自身の見解を示した。
「米は買ったことがない」などと発言した江藤拓前農相が21日、辞任した。備蓄米の放出で指揮を執り、「(結果を)見守りたい」などと続投に意欲を示していたが、結果的には米価格は高止まりを続けた。後任に就任したのが小泉氏。5キロの平均価格が5000円台に迫ろうとしている中、「6月上旬までに2000円台に」を旗印に掲げている。
江藤氏は生粋の“農水族”で、金子氏は「これまで農水族が大臣に就いてということで、今まで通りのやり方で競争入札ということもやってしまって、なかなか市場に出回らないというということも実際あって」と、実情を説明。「農水族の人(大臣)は価格を下げないと。そのために生産をあまり数量を一定に(して)あまり増やさない」と続けた。
こうしたタイミングでのトップ交代に、金子氏は「小泉さんとか、実は石破さんもそうですけど、改革派の人たちはいっぱい作って、価格が下がったとしても、作った部分は余ったら輸出とか、所得補償をするとかも考えていくという、新しい農政をしなくてはいけないという考え方で言えば、今は転換期」と指摘。「そういうタイミングで小泉さんが登用されたんだろうとは思います」と分析した。