杉浦太陽、インフルエンサーとなった長女・希空の恋愛模様に本音「ちゃんと人のことを考えられる子に」成長に驚きも
2025年5月24日(土)12時0分 ABEMA TIMES

俳優・タレントの杉浦太陽がABEMAの番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。』にゲスト出演した。本番組は恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。(以下、今日好き)』の姉妹番組。『今日好き』と言えば、杉浦の愛娘である希空(のあ)が『今日好き』の「卒業編2025 in ソウル」に出演したことも大きな話題となった。今回、杉浦に父親として見た希空の姿を語ってもらった。
SNS活動には「希空の動画が参考になる」
——今回『すーぱーのびしろたいむ』にゲスト出演されてどのような感想をお持ちになりましたか。
杉浦: 不思議な感覚でした。長女と一緒に旅に参加したメンバーもいたので、娘の参観日に参加したかのような気持ちになりました(笑)。でも収録が始まると情報量の多さに驚きましたし、MCのNON STYLE井上(裕介)さんとは年齢も近いので楽しかったです。
——この番組にゲスト出演し“娘の参観日に参加したような”という感想を持つのは、杉浦さんならでは視点ですね(笑)。
杉浦: そうですよね(笑)。うれしいんだけど、どこかいつもの仕事場じゃないような変な気持ちもありました。プライベートで希空と仲良しな子もいて…。繰り返すようですけど、ちょっと前まで希空の参観日に行っていたので、その延長線上というか。
ただ、みんな今をときめくインフルエンサーで、僕自身もSNSをやる中でインフルエンサー事情は知っておきたいと思っているので、彼ら・彼女らと接することで流行りがわかって勉強になります。
——貪欲に新しい知識を吸収しているんですね。
杉浦: それこそ希空の投稿も見ています。妻(辻希美※正式表記は一点しんにょう)と2人でTikTokで「何しようか?」なんて話をしているなかで、希空があげている動画が参考になるんです。大体流行りものですし、希空がきっかけでバズった動画もあったりする。娘があげた動画が1000万回再生を突破すると、他のインフルエンサーの方が真似してくれたりもするので、面白い世界だなと感じますね。
——杉浦家ならではのエピソードですね(笑)。
杉浦: 希空が撮影している光景を実際見ていたりするんですけど、「あれがこんなに再生されたのか、すげぇ!」と驚いています。最近、親子3人でリビングでモーニング娘。の『LOVEマシーン』をダンスしている動画をアップしたんですけど、1000万回再生を突破して、地上波のテレビでもニュースとして取り上げられたりして不思議な感じですよね。もちろんうれしさもあります。
希空の恋愛は…オープンにされた方がウェルカムな気持ちになれる

——希空さんが参加した『今日好き』は杉浦さんにとっても興味深い番組だったと思います。ああいった姿はなかなかご両親にも見せない姿だと思いますが、御覧になられていかがでしたか。
杉浦: そうですね。同じ年代の子たちと和気藹々としている姿や、恋している表情とか、親として娘が恋をしていることにドギマギする気持ちもありながらも、毎週、放送を楽しみにしていました。
——娘さんの恋愛事情を知りたくない親御さんもいらっしゃると思いますが、そういった気持ちはなかったですか。
杉浦: なかったです。もう“知りたくない”という状況は超えてますから。だって番組に出てるんだもん(笑)。陰でこそこそされて、ある日、突然「娘さんをください」って言われて、「お前誰やねん!」となるよりは、こうしてオープンにされた方がウェルカムな気持ちになれますよ。
希空が参加した回(「卒業編2025 in ソウル」)ではたくはるカップル(林田拓也と村谷はるな)が成立しましたけど、「頑張れ〜!」と応援しながら楽しんで見ていました。そんなたくやくんと今回スタジオで会えたので「うわ、たくやくんや!」と心の中で思っていました。
——杉浦さんが発見した希空さんの新たな一面はありましたか?
杉浦: 涙を流して、相手のことを切実に考えて、恋愛において何かしら答えを出す姿を初めて見ましたけど、ちゃんと人のことを考えられる子に成長しているなと改めて思いました。それはうれしかったかな。やっぱり親に見せる顔とは当然違いますし、家の中では親に対して少しわがままになるじゃないですか。ほとんどの人がそうだと思うんですけど、希空にも家の顔があるので。そういった意味では、人前に出る希空を見たのは初めてでした。「ちゃんとやってんじゃん」と思えたというか、社会に出た希空を見られたことは、親としても大きなことでした。
辻希美と希空の関係「やっぱり男目線とは全然違います」
——希空さんが旅から帰ってきて、どんな話をされましたか。
杉浦: それこそ放送を一緒に見ていました。本人の解説付きで(笑)。「この時はこういう状況でさ〜」みたいな感じで、修学旅行の思い出を話してもらうような感覚でした。でも希空も自分がデートしていた時、ほかの参加者のデート事情を知らないから「こんな感じだったのか!」と驚いていました。あれは新鮮な体験でした。
妻も一緒に見ていたんですが、母として希空の仕草なんかが気になっている様子でしたね。言葉遣いだったり、座り方も足開いてないかなとか、きれいにご飯を食べているかなとか。やっぱり男目線とは全然違います。
——母親と娘は友達のような関係性になるケースもありますが、希空さんもやはりプライベートな話はまずお母様に話す方ですか?
杉浦: まさにそうです。その上で、希空は僕と妻が話を共有しているのを知っているので大体は僕も知ってはいます。希空はTikTokやInstagramにあげる写真も「ママはどれが良いと思う?」と相談していて、ママがOKしたら安心するみたいです。でもママと意見が合わないと、次はパパに同意を求めてくるんです。その時は「お〜、こっちに来た」と内心では思ってたりするんですけどね(笑)。

テキスト・取材:中山洋平、撮影:藤木裕之