中居正広氏側「承服しかねる」 フジ第三者委の証拠開示“拒否”に 再度28日までの対応求める
2025年5月24日（土）4時10分 スポーツニッポン
元タレントの中居正広氏（52）の代理人弁護士が23日、フジテレビの第三者委員会による前日22日付の回答について「釈明要求に全く答えておらず」「到底承服いたしかねます」と反発した。
中居氏側は12日付の文書で、第三者委が中居氏による「性暴力」を認定するに当たって根拠とした証拠の開示などを要求。これに対し、第三者委は「独立性・中立性を損なう」などとして開示を差し控えると回答していた。
中居氏側は「少なくとも、中居氏の音声データその他関係する反訳書等については、本人に開示できるはず」と主張し「これらを再度要求させていただきます」と28日までの対応を求めた。
また、来週には、さらに（1）予防政策・疫学研究等を目的とした公衆衛衛生上の概念である世界保健機関（WHO）の定義を使用したことについて（2）守秘義務に対する第三者委の調査範囲及び調査対応について（3）第三者委によるヒアリングの手法及び中居氏に対するヒアリングについて（4）「業務の延長線上」という拡大解釈について（5）第三者委の権限と限界について——の説明を求める予定としている。
