映画『コナン』興収128億円突破で前週比+6億円 週末動員ランキングは2位で『ミッション:インポッシブル』が抜く
2025年5月26日(月)16時11分 オリコン
『名探偵コナン 隻眼の残像』のキービジュアル(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
週末3日間(23日〜25日)は動員25万5000人、興収3億7600万円を記録し、これまで5週連続1位をキープしていた週末動員ランキングは2位となった。1位は初登場の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で、週末3日間で動員53万1000人、興収8億4900万円をあげ、先行上映からの9日間累計成績は動員103万人、興収16億円を突破している。
『名探偵コナン 隻眼の残像』は公開初日で観客動員数69万人、興収10.5億円を突破。前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(初日動員数63万人、興収9.6億円)対比109%を記録し、前作を上回る大ヒットでスタートした。
また近年、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(興収138.8億円 2023年)→『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(興収158億円 2024年)とシリーズ最高興収が更新され続けており、興収100億円を突破したタイミングは『黒鉄の魚影』は公開24日間で103億円、『100万ドルの五稜星』は公開22日で興収105億円だったが、今作は前作より3日早い公開19日間で達成し、シリーズ最速で興収100億円を突破。
今回の大ヒットに配給の東宝は「今なお勢いを落とすことなく、歴代の成績更新も狙える快進撃を続けております!」とコメント。ヒットの要因については「本格ミステリーだけでなく、ド派手なアクション、さらには大人な恋愛模様など、さまざまな角度から楽しめる本作は、観るたびに新たな発見があると、お客様から高い支持を集めており、何度も映画館に足を運ぶ方が続出しております」と説明している。
『名探偵コナン 隻眼の残像』の舞台は長野県の雪山で、長野県警の大和敢助と毛利小五郎の物語。長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10ヶ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如疼きだす…。
一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡り…。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな二人を繋ぐ「眠っていた記憶」が描かれる。
■『名探偵コナン 隻眼の残像』興収の流れ
公開初日:観客動員数69万人、興収10.5億円
公開3日間:観客動員数231万4690人、興収34億3862万6700円
公開6日間:観客動員300万人、興収44.4億円
公開10日間:観客動員430万人、興収63.4億円
公開19日間:観客動員数726万人、興収104億円
公開24日間:観客動員数786万人、興収113億円
公開31日間:観客動員数843万人、興収122億円
公開38日間:観客動員数884万人、興収128億円