飼い主「どうやって連れていけば…」“200キロ黒豚”の引っ越し 2tトラック用意するも悪戦苦闘…完了なるか？

　『探偵！ナイトスクープ』（テレビ朝日系）が5月23日に放送され、“200キロの黒豚”を引っ越しさせる様子が描かれた。

【映像】200キロの黒豚が探偵の手を食べそうになる瞬間

　視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「200キロ黑豚ウィリアム お引越し」は、兵庫県の女性（52）から寄せられた次のような依頼だ。

『私は3年前からペットとして黒豚のウィリアムを飼っています。飼い始めた頃は小さな子豚さんでしたが、みるみると大きくなり、今では体重が約200キロの大きな豚さんへと成長しました。そんな中、問題が発生しました。もっと広い場所でのびのび暮らしてもらおうと近々引っ越しを予定しているのですが、ウィリアムをどうやって連れていけばいいのかを全く考えていませんでした。ウィリアムは寝るのが大好きで、1度寝るとなかなか起き上がらず、一体どうやって移動させてあげればいいのやら…。探偵さん、どうかウィリアムをお引越しさせてくれませんか』

　さっそく、二葉探偵が依頼者の元へ。ウィリアムを見てもらおうと、依頼者は「ブー！ブー！ブーちゃん！」と叫ぶ。どうやらミドルネームは「ブー」とのこと。実際にウィリアムを見た二葉探偵は、あまりの大きさに仰天した。

　依頼者は、ウィリアムを飼った経緯について、「もともと食用豚で、お母さん豚が（食用豚になる）前日に産み落とした。10頭ぐらい産み落としたが、お母さんを最後に養豚場が閉まるから、保護してくれる人を探していて、そこで出会った」と振り返る。今では「好きを越している」といい、ウィリアムには「広くて自然ある場所でのびのび暮らしてほしい」との思いから、引っ越しを決めた。

　引っ越しに向け、移動動物園のスタッフが2tトラックを持ってきてくれた。大好物の山崎製パンの菓子パン“スイートブール”で釣ってスロープを登るよう試みるが、悪戦苦闘。依頼者はパンを持った二葉探偵の腕をウィリアムにグイと差し出すも、スローブが滑るせいか登り切ることができない。

　スローブにゴムマットの滑り止めを置き、二葉探偵が再チャレンジするも、なかなかうまくいかない。その後、パンで釣る役目を、二葉探偵から依頼者に交代。そして、ウィリアムをトラックに入れることに成功。見事に引っ越しを完了させた。

　スタジオでは二葉探偵が、その後のウィリアムについて「もっと大きくなりそうで、あと100キロくらい増えるらしい」と驚愕させた。