意外なプラス効果、永野芽郁の不倫疑惑で「ある意味楽しみ」業界から聞こえる驚きの期待

2025年5月28日(水)19時0分 週刊女性PRIME

永野芽郁



『文春砲』による永野芽郁田中圭の不倫疑惑報道が出て、はや1か月。第1弾で、二人の事務所は“不倫”関係については否定し、あくまで“仲のいい俳優仲間”だと強調。永野は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で「誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています」と謝罪し、田中も「仲間連れの飲み会が行き過ぎてしまった」などと釈明。ほかにも、過去の不倫報道にもよくみられた“言い訳”がなされた。

「甘かった」周囲の想定

「週刊誌はウソばかり書いてる。マスゴミだ」なんて声があるのに、なぜか芸能人の不倫報道に「ウソだ」という人はいない。また、昔と違い、インターネットが普及して一般人がSNS等で報道に参加してしまう時代だ。否定しても騒動がすぐに収まることはない。そして、ダメ押しの第2弾。スクリーンショットこそなかったが、予定調和のように二人のLINEが流出した。

 その中身からは、二人がいろいろと知恵を絞って逃げ切ろうとする様子をうかがうことができ、生々しさというよりは滑稽さがにじみ出ていた。コメディードラマのワンシーンのようで笑えるが、当人たちは笑ってすまされる状況ではないようだ。

 第1弾ではたしかに、決定的な証拠といえるものは出ておらず、否定して逃げ切れると思ったのだろうが、風当たりは彼女たちの予想以上に強かった。

 テレビ局の関係者は、「これまでの例を見ても、否定されてしまったらそれ以上どうこうすることはできませんからね。それはスポンサーも同じことで、お咎めなしで済むのかなと思っていましたが、ちょっと甘かったですね」と、当初はすぐに鎮火するものだと考えていたと話す。



“賠償金”の恐怖

 ところが、実際には永野がCM出演している企業が次々と反応し、CM動画削除のドミノが始まった。現在は、全滅状態だという。

 そして、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を降板することが発表され、今年3月末に始まったばかりのラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)も降板し、番組終了が決定した。

 こうなるなら、「否定せずにいっそ認めてしまったほうが、潔いと思われよかったのでは」という声が業界内からも聞こえてきたが……。



「そんなことはないです。認めてしまったら、スポンサーから賠償金を請求される恐れがあります。実際に賠償金を請求されることになるという一部報道がありますが、今のところCM動画の削除はスポンサーサイドの都合ですから、彼女に請求することは考えられません。ですが、もし不倫を認めてしまったら、契約違反となり賠償金を請求される可能性は高くなります。昔の話ですが、矢口真里さんも化粧品会社からかなりの金額を請求され、事務所が肩代わりしました。毎月、少しずつ返していたといいます」(広告代理店社員)

 その事態を避けるためには、仮に第3弾が放たれても、断固として否定したほうがいいという。

 そして、これほどまでに打ちのめされたにも関わらず、彼女は憔悴することもなく、ドラマの打ち上げ会場では“自虐ネタ”で笑いを取り、先日公開された主演映画『かくかくしかじか』の舞台挨拶終了後の楽屋打ち上げでも、笑顔がこぼれていたという。



“清純派”からの脱却

 メンタルはかなり強いと思われるが、厳しい状況に追い込まれた彼女が今後復活することはできるのだろうか。映画会社でキャスティングを担当する社員は、こう語る。

「“清純派”と呼ばれる女優が年齢を重ねれば、そのままではいられなくなります。その前に女優として一皮むける、つまり新境地を開くことが要求されるタイミングが必ず来ます。仕事ではなかったけど、プライベートで清純派から脱却できたのは、それはそれでよかったのでは。実力があれば、つらい時期はすぐに過ぎます。永野さんが今後どうなるか、ある意味楽しみですよ」

 そして、こと不倫報道において、日本は遅れているという。

「ハリウッドやヨーロッパの女優たちにとって、不倫などは特に驚くことではなく、大きなスキャンダルにもなりません。海外の人たちはプライドが高く、企業CMは日本でしかやらないので、現地でCM降板なんてことはそもそもありませんが、映画やドラマに関しても、不倫が原因で外されることはありません」(同・映画会社社員)



 過去の歴史をたどってみると、日本でも大女優と呼ばれた人たちの中に、不倫騒動で騒がれた人もいる。それも、一人や二人ではない。

 すでに亡くなっているが、自身も不倫スキャンダルに見舞われたことがあるベテラン女優が常々こう言っていたのを思い出す。

「女優っていうのは、スキャンダルを肥やしにできなきゃダメよ」

 永野の真価が問われるのは、これからなのかもしれない——。

週刊女性PRIME

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