《W不倫報道から8年》なぜ玉木雄一郎︎(56)は山尾志桜里(50)を公認したのか? 国民民主党“支持率急落”の背景を文春記者が解説
2025年5月29日(木)8時0分 文春オンライン
国民民主党の政党支持率が急落している。きっかけは5月14日、夏の参院選比例代表の候補者として、山尾志桜里元衆院議員(50)ら4名を公認する予定であると発表したことだ。
党の創設メンバーである山尾氏は、2017年に「週刊文春」で 倉持麟太郎弁護士(42)とのW不倫問題が報じられた人物だ 。さらに2021年には、 倉持氏の元妻が自死に至っていたという衝撃の事実も報じられている。

2021年6月に次期衆院選への不出馬を表明し、政界から姿を消していた山尾氏。再出馬の背景には何があったのか。国民民主党の取材を続ける中村記者が解説する。
「『週刊文春』で報じてきた一連の疑惑について、彼女が公の場で説明したことは一度もなく、政治家でありながら説明の足りない部分がありました。そのまま政界を引退されて、禊のつもりなのかもわからないですけれども、4年弱経ってまた復帰されることになった。(再出馬に際して)なにか説明があるのかなと思っていたんですが、それでも不倫の話が取り上げられることはなく、ちょっと違和感を覚えましたね」
では、なぜ玉木雄一郎代表︎(56)はこのタイミングでの山尾氏の擁立を決断したのか。
「山尾氏は玉木氏と直接やり取りをして、出馬の意向を伝えてきたと聞いています。ただ、玉木氏はX(旧Twitter)をよく見ているので、そこでの反応をすごく気にしていて、なかなか山尾氏を出すという判断はできなかったそうです。そこから時間が経つにつれて、玉木氏としても『出してもいいんじゃないか』というところまで来たようですね」(中村記者)
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「 週刊文春 電子版 」では、中村記者による本件の解説番組を配信中。「菅野」ではなく「山尾」として出馬した“本当の理由”、山尾氏が他の有名候補者について洩らしていた“苦言”、公認取り消しの可能性などについて詳しく解説している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年5月29日号)