山尾志桜里が倉持弁護士と「国会に無届け海外旅行」をしていた《国民民主から立候補》

2025年5月27日(火)18時0分 文春オンライン

 5月14日、国民民主党は参院選比例代表に山尾志桜里氏ら4人の元議員を擁立することを発表した。山尾氏は同日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「国民民主党の即戦力として、社会に貢献できるように全力で頑張ります」と意気込みを語った。


 しかし山尾氏を巡っては「週刊文春」が2017年、著名弁護士とのW不倫問題を報道。当時、山尾氏は記者会見で男女関係を否定したものの、国会議員としての資質が問われる事態になった。この不倫問題について山尾氏は、現在に至るまで詳細な説明を避けている。一体、何があったのか。騒動を報じた「 週刊文春 」の記事を再公開する。(初出:2019年5月30日号 年齢・肩書等は公開当時のまま)


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 立憲民主党所属の衆院議員・山尾志桜里氏(44)が、国会で定められた手続きをとらず、海外旅行をしていたことが「週刊文春」の取材でわかった。



山尾志桜里氏 ©共同通信社


 同行したのは、一昨年「週刊文春」が報じたダブル不倫(当時)のお相手で、現在は山尾氏の政策顧問を務める弁護士の倉持麟太郎氏(36)。2人は4月27日、16時20分羽田発の飛行機でロサンゼルスに出発していた。


 たとえ休日でも、国会議員が会期中に海外旅行をする場合、所属する院の議長に請暇願を旅行計画書とともに提出する必要がある。議院運営委員会の理事会に諮り、了承されなければ海外に行くことは許されない。


「週刊文春」が、請暇願を出して許可を受けた議員の名前が記載される「衆議院公報」を調べたところ、GW中に海外に行った議員名がずらりと並ぶ中、山尾氏の名前はどこにも見当たらなかった。


 衆議院事務局秘書課に問い合わせると、「山尾議員が今会期中、請暇願を出されたことはありません」との回答があった。


「週刊文春」は山尾氏の事務所に対し、5月20日午前に書面で事実関係の確認を求め、同日夕刻には山尾氏本人にも直接取材を申し入れたが、21日の締切時刻までに、回答はなかった。


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「週刊文春電子版」では、山尾氏の一連の問題を報じた記事を公開中。 倉持弁護士との“禁断愛” を捉えた決定的瞬間や、 弁護士の元妻の慟哭手記 を掲載している。

〈 山尾志桜里「議員パス」を使って“不倫報道”弁護士と密会の過去《国民民主党から立候補》 〉へ続く


(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月30日号)

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