OCTPATH・海帆の“つかめないキャラ”は「父親似」!なごみ系でありながら、冷静で頼れる存在

2025年5月28日(水)21時0分 スポーツニッポン

 【ききみみ音楽ハンター/OCTPATH(2)】デビューから間もなく3年4カ月を迎える8人組ダンス&ボーカルグループ「OCTPATH(オクトパス)」。リーダーの古瀬直輝(こせなおき、26)は、全員の成長を実感している。「実力どうこうよりも、それぞれ自分の個性を確立させてる。3年でこれだけ変わるなら、これからどうなるの?ってワクワクします」と語る。ぐんぐん進化中のメンバーの中でも今回、取材に応じた古瀬と海帆(かいほ、26)に話を聞きながら、まずは海帆の“個性”に迫る。

 海帆自ら「個性は強いって言われます。ほんと変わり者だと思います。ネジが2個ぐらい抜けてるのが日常、みたいな」と吐露。古瀬には「話がかみ合わないんです。かみ合わないというか、自分で話してるうちに迷宮入りしていくんですけど。海帆ファンの人たちさえ“いまだに海帆君が分からない、つかめない”って。それこそが海帆なんです」と評され、「社会とかみ合わないってのは、すごく思いますね」と自認し、笑わせた。

 「あのぉ…言っていいですか?父親似なんですよ」と突然の告白。「お父さんがそういう人…僕もつかめない」と打ち明け、「初めて父がライブに来てくれた時、最後にメンバーの前であいさつしたんですけど、左手に何か持ってて。よく見たら右足の靴底で、“取れたわ〜”って。初対面なんでメンバーたちがびっくりしてた」と、父親のユニークすぎるエピソードを披露した。

 「あれはヤバすぎた。ほんまになんか…そりゃこの息子生まれるわって。お父さんも海帆もそうですけど、その人がいるだけで空気が和む。それはもうほんとに助かる。レアキャラですね」と古瀬は思い出して大笑いしつつ、親しみを込めた。

 靴エピソードは海帆本人にもある。ライブ中、「バック宙した時に片方の靴がポーン飛んでいった」と回想。

古瀬は「1年目ならまだしも、この間のライブでも脱げてますからね。最後、8人でキメてるのに、靴が転がってる。海帆は片足裸足でちょっとニヤニヤ。決してよくあることじゃないですよ、靴脱げるなんて海帆だけです」と苦笑いした。

 そんなおとぼけキャラながら、しっかりした一面もある。「僕たちは表に出て、たくさん評価される職業。柔軟に評価を受け入れる、予期せぬことも受け入れるという心の持ち方を心がけています。そこはきたえられた」と器の大きさものぞかせた。「何事も自分に落とし込んで、自分を鍛練する。自己を磨いていったら、どんな状況でもブレずにいられると、この業界に来てより学びました」。

 古瀬も「海帆が一番冷静かもしれない。僕はすぐ熱くなってまわりが見えなくなっちゃうタイプだけど、そういう場面でも俯瞰(ふかん)できるのが海帆。そこはすごい頼りにしてます」と称賛した。時に天然、時に大人…やっぱりつかみどころのなさが魅力だ。

 自身にないものを他のメンバーが補い、他のメンバーにないものを見出して自身の“個性”とし、チーム力を高める。OCTPATH活躍の裏には、そんな個々の努力とバランスの良さがあるようだ。

 最終回は、リーダー・古瀬の個性を探る。

スポーツニッポン

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