「あんぱん」さらばヤムさん?国防婦人会が強引も“昔のまま”乾パン置き土産...ネット悲痛「再登場を」

2025年5月30日(金)8時16分 スポーツニッポン

 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、第45話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第45話は、乾パン作りを断ったため、朝田パンは陸軍に逆らったという噂が広がってしまう。朝田釜次(吉田鋼太郎)は屋村草吉(阿部サダヲ)に乾パンを焼いてほしいと頭を下げる。翌日、何故か朝田家に乾パンの材料が運ばれ、憲兵はすぐに乾パンを作るよう命令。釜次らが戸惑うと、そこへ草吉が現れ…という展開。

 朝田パンはあんぱんが売れ残り。国防婦人会の餅田民江(池津祥子)は朝田羽多子(江口のりこ)に「悪いようにはせんき」と笑みを向けた。

 釜次は草吉を問い詰め、ついには土下座した。

 釜次「頼む!うちんくの家族のために、乾パン焼いてくれ。この通りじゃ。名誉が欲しいがやない。金が欲しいがでもない。羽多子さんやあの子らが不憫ながじゃ…。この狭い町に暮らしゆうき、このままじゃ…。おまんも、10年もここにおったら分かるじゃろ」「もっと前やったら、ああ、嫌なら出ていけって追い払って、清々したけんどねや。おまんとは、そう簡単に切れる腐れ縁やない」

 草吉「へそ曲がりなもんでね。言わなくていいと言われたら、話したくなった」

 小麦粉、上白糖、黒ゴマ、塩と乾パンの材料が搬入される。羽多子は民江が強引に話を進めたものだと気づいた。

 草吉は釜次を制し、憲兵に「すぐに取り掛かります」。製造方法に目をやると「昔のままだ」とつぶやき、手際よく乾パンを焼き上げた。若松のぶ(今田美桜)たちに「おまえらも、ちゃんと覚えろよ」——。

 未明。草吉は大事な壺を取り出し、麦わら帽子をかぶって朝田家を後に。目を覚まし、遠ざかる草吉を追い掛けようとしたのぶを、釜次が引き止める。「行かせちゃれ」「これ以上、あいつを苦しめたら、いかんがじゃ」——。

 SNS上には「ヤムおんちゃん、コレで退場?」「ヤムさんの過去を知る日は来るのかなぁ…」「釜次さん、ヤムおじさんの一番の理解者になったね。ヤムおじさんの再登場を」「昔のままって…ヤムさん、乾パンを作ったことあるのね」「ヤムさんの漢気に涙腺緩み」「ヤムさんがどんな思いで乾パンを作ったか、釜じい以外は知らないとはいえ、乾パンの焼き上がりの喜びようがしんどい。あんなに拒否していたヤムさんの心を他の誰も気にかけていなかった」などの声が続出。草吉はどこへ向かったのか。

 6月2日から第10週「生きろ」に入る。

スポーツニッポン

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