岡田准一の殺陣は一級品!『散り椿』木村大作が絶賛「三船敏郎、高倉健を上回るスピード」

2018年8月27日(月)16時41分 映画ランドNEWS

映画『散り椿』完成報告会見が27日、都内・帝国ホテルにて行われ、キャストの岡田准一西島秀俊黒木華池松壮亮麻生久美子、監督・撮影の木村大作が出席した。



ワンカットの長回しで、俳優陣にとって一発勝負の現場が多かったという本作。岡田は「(撮影した)大作さんにとっても一発勝負だったと思う。殺陣を作っては壊して、作っては壊して。それを大作さんに見てもらいながら、本番を作っていったような感じです」とコメント。


そんな岡田の殺陣シーンについて、木村監督は「岡田さんは自分で魅せられる。殺陣師は年寄りが多いから口だけなんです(笑)『散り椿』の殺陣は全部、岡田准一さんにつけていただいた。そして、その相手をした西島さんが対応して、素晴らしいものになっています。(岡田の殺陣は)スピードに関して言えば、三船敏郎、高倉健、仲代達矢、勝新太郎を上回る。殺陣というのはスピードが大事。それに、斬った後の姿が美しくないと台無しになってしまう」と絶賛。続けて、「殺陣シーンは全部ワンカットで撮っています!」と自信をのぞかせた。


その言葉に、岡田は「すごい人たちの名前が出てきたので、クラクラしてしょうがない(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。



また、本作で初共演を果たした岡田と西島。「今回の撮影で酷かったのが、3ヶ月練習してきた殺陣を(岡田が)当日の朝…変えたんです!」と西島が暴露。岡田は「大作さん空気を取りたい方なので、予定調和というか(笑)でも2回くらい流されそうになって、3回目くらいに『わかったよ!』って言ってくださって。動きも含め、先輩として受け止めてくださった。気持ちよくお仕事をされる方」と西島との共演を振り返った。



池松も、現場での岡田について「舞うように刀を運べる方。こちとら素人ですから、1〜2ヶ月練習してきたことを、『これ見て』と言われて3パターンくらいやってくれた。こちとらどれでも良いんですが、『そうですね〜』って一応お付き合いして(笑)」と暴露した。だが、池松は岡田のことを「先生」「師匠」と慕っているようで、岡田は「師匠って呼ばれて、心の中ですごく感動してた」と嬉しそうにしていた。


映画『散り椿』は9月28日(金)より全国東宝系にて公開


(C)2018「散り椿」製作委員会


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