フランス発ミステリー『天国でまた会おう』映画化、2019年春に日本公開

2018年11月29日(木)12時0分 シネマカフェ

『天国でまた会おう』仏版ポスタービジュアル(C)2017 STADENN PROD. MANCHESTER FILMS GAUMONT France 2 CINEMA

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2018年セザール賞5部門を受賞したフランス映画『SEE YOU UP THERE(英題)』が、邦題『天国でまた会おう』として日本で公開することが決まった。併せて、本国版ポスタービジュアルと予告編、場面写真も公開。

■あらすじ
1918年、第一次世界大戦休戦間近の欧州。エドゥアールは、生き埋めにされたアルベールを救った際に顔に大きな傷を負ってしまう。パリに戻った2人を待ち受けていたのは、冷たい世間の目だけだった。戦争で恋人も仕事も失ったアルベールと、自らの帰還をひた隠しにするエドゥアール。彼らは国を相手に大胆な詐欺計画を企てることになる。

■ミステリーの傑作、ついに映画化
世界各国でベストセラーを記録し、日本でも人気の高いミステリー作家ピエール・ルメートル。中でも著書「その女アレックス」は、世界中で数々の賞を受賞。ミステリー界に新たな扉を開いたと絶賛され、話題となった。そんなルメートルが、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた「天国でまた会おう」が映画化。本年度のセザール賞では13部門にノミネート、うち5部門受賞と、高い評価を得た。


■フランスの豪華俳優陣共演!
アルベールを演じたのは、本作で監督も務めたアルベール・デュポンテル。また、もうひとりの主人公・エドゥアール役は、『BPM ビート・パー・ミニット』でのあまりに鮮烈な演技が高く評価されたナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。画才に恵まれながらも、父親との確執に悩む繊細な青年を演じる。ふたりの宿敵ともなるプラデル中尉役に、『エル ELLE』のロラン・ラフィット。また、エドゥアールの父親役を、『真夜中のピアニスト』『サラの鍵』のニエル・アレストリュプが演じる。


今回、仏版ポスタービジュアルと場面写真も公開となった。真っ白な仮面をつけたエドゥアールの顔が印象的なポスターからは、本作のアーティスティックな雰囲気が伝わってくる。また本国版予告編では、その圧倒的なビジュアルセンスを伺うことができる。


『天国でまた会おう』は2019年春、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。

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