「犬も食べないような…」尹前大統領の義母が運営する介護施設で高齢者虐待か=韓国ネット「問題ばかり」

2025年4月30日(水)19時0分 Record China

30日、韓国・マネーSによると、尹錫悦前大統領の義母チェ・ウンスンさん一家が運営する京畿道南楊州の介護施設で、高齢者虐待の事例が多数報告された。資料写真。

2025年4月30日、韓国・マネーSによると、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の義母チェ・ウンスンさん一家が運営する京畿道南楊州の介護施設で、高齢者虐待の事例が多数報告された。



記事によると、同施設は17年にオープン。尹前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏の母親であるチェさん一家が運営している。



同施設の元職員は最近、国民健康保険公団に対し、高齢者虐待など違法な運営の実態を告発した。



それによると、入所者は毎月1人あたり37万5000ウォン(約3万7000円)の食費を支払っているが、提供される食事は「劣悪」で、間食には腐った果物が出されていた。ある階の入所者16人に提供されたジュースに使われたバナナはわずか7本で、大量の水で薄められていた。1.5リットルのトマトジュース1本をその階の全員で分け合うこともあったという。1人当たりの間食代はわずか100ウォン程度とみられている。



さらに、食事も薬味や肉のかけらすら見当たらないコムタンスープやワカメの入っていないワカメスープが日常的に出されていた。食べかすがこびりついたスプーンが提供されるなど衛生状態も「劣悪」だったという。



告発者は「具はほとんど入っていなくて、ソーセージもかなり安価なものが使われていた。うちの犬にあげても食べないようなもの」と証言した。



昨年12月には、下痢や血便の症状が10日以上続いた80代の入所者が約3週間放置された後に病院へ移送され、死亡する事件も起きた。告発者は「金のためだった」「介護給付対象の入所者が病院で治療を受けたり入院したりした場合、介護施設は給付金を半分しか受け取れない」などと主張したという。その他、意思決定できる高齢者の手足を24時間ベッドに縛りつける、記録義務を怠るなどの事例も報告された。



南楊州市と国民健康保険公団は現地調査を実施し、業務停止や指定取り消しなどの行政処分を行う予定。さらに、不正に受け取った介護給付金の返還措置なども検討しているという。



この記事を見た韓国のネットユーザーからは「尹前大統領の周りはなぜこんなに問題ばかり起こすのか」「体の不自由な高齢者をそんなふうに扱うなんてひど過ぎる」「これが大統領の家族だなんて信じられない」「こんな尹前大統領一家を一番支持しているのが高齢者層という事実が悲しい」「尹前大統領の家族全員を徹底的に調べて罪を償わせてほしい」「ここまでひどいなら地域でもすでに知られていたはず。管轄の部署は金建希氏を恐れて見て見ぬふりをしていたのでは?。今になってようやく調査を始めるなんて。公務員らも職務怠慢で一緒に処罰されるべき」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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