日本でコメが「ぜいたく品」に、各地でコメ泥棒も=中国ネット…

2025年5月4日(日)12時0分 Record China

1日、毎日経済新聞は、価格の高騰により日本でコメが「ぜいたく品」となり、大量のコメを盗む事件も発生していると報じた。

2025年5月1日、毎日経済新聞は、価格の高騰により日本でコメが「ぜいたく品」となり、大量のコメを盗む事件も発生していると報じた。



記事は、日本の警察の発表によると、4月に入ってから、主要なコメ産地である茨城県と千葉県でコメの盗難事件が計12件発生し、少なくとも2.5トンのコメが盗まれたと紹介。中でも茨城県筑西市では1度に最大420キロのコメが盗まれたほか、新潟県や青森県でも同様の窃盗事件が起きているとし、警察が農家に対して防犯対策を講じるよう呼びかけていると伝えた。



また、佐賀県や熊本県などでは近ごろ、ネット上で「市価の半額でコメを販売する」と虚偽の情報を発信して金銭を受け取り、実際には商品を送らないという詐欺事案も相次いでいるとした。



その上で、日本では昨年夏以降にコメ価格の高騰が続いており、3月末には日本政府が3度にわたって備蓄米を放出したにもかかわらず値上がりに歯止めがかからないと紹介。農林水産省が発表した4月28日のコメ5キロの平均価格が4220円となり、16週連続で過去最高を更新したと伝えている。



記事は、食料自給率が38%の日本にあって100%自給可能だったコメが今や「ぜいたく品」に変貌しつつあると評するとともに、国内のコメ価格上昇に伴って、海外旅行から帰国する日本人観光客がコメを国内に持ち込むケースが増えたと紹介。先月末には大型連休を前に、空港の検疫センター担当者が「精米と持ち込むには出発国での事前許可と、入国時の検疫検査が必要」と注意を呼びかけたことを伝えた。



この件について、中国のネットユーザーは「わが中国では、多くのレストランがライス食べ放題のサービスを始めている。やっぱりわが国は強い」「コメの値段が上がるほど、日本の農家は豊かになるんじゃないの?」「食料供給の安定性がいかに重要かということが見て取れる。ちょっと不足しただけで社会に混乱が起きるのだから」「日本人はモラルが高いっていうからてっきり他人のコメを盗むなどありえないと思っていた」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)

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