千賀滉大「日本投手で一番」という山本由伸との30分超談笑の内容は?「いい答えが返ってきたんですが...」
2025年5月26日(月)12時32分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ メッツ3—1ドジャース(2025年5月25日 ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手(32)が25日(日本時間26日)、本拠でのドジャース戦に先発登板。初回にドジャース・大谷翔平投手(30)に先頭打者弾を浴びたが、5回1/3を5安打1失点5奪三振に抑えて今季5勝目を挙げた。この試合の2回2/3に達した時点で規定投球回に到達し、ドジャースの山本由伸投手(26)を抜いて防御率1.46でリーグトップに立った。
試合後、大谷との対戦を楽しんでいるかと問われた千賀は「楽しくはないです」と苦笑いしながらコメント。「彼だけじゃなく、他のバッターも凄い選手がいっぱいいますし、たまたま彼だったというだけ。それに近いものはいっぱい打たれてきたので、いい当たりを少なくしていい仕事をしたいと思います」と話した。この日の投球については「いろいろなことを駆使していろいろな球を使いながらやれたと思います」と振り返った。
また、防御率でリーグトップを争う山本由伸についても言及。23日の試合前には約30分超談笑する場面があり、千賀は「刺激をもらうというか、僕は彼のメカニクスが日本のピッチャーで一番凄いと思っている。彼の凄さを分かっているからこそ、いろいろ野球の話ができる。レベルの高い話を聞けるので、今回も聞いていい答えが返ってきたんですけど、僕ができなかった。これからまた練習かなと思います」と良いライバル関係にあることをうかがわせた。
千賀はこの日の投球で規定投球回に到達して防御率1.46。山本の1.86を上回ってナ・リーグトップに浮上した。山本は26日(同27日)のガーディアンズ戦で先発予定で、2人の防御率争いに注目が集まる。