山本由伸「心強い」19号で援護の大谷に感謝 3回のバント処理は「アウト1つ取れるよう頑張った」
2025年5月27日(火)10時23分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース7—2ガーディアンズ(2025年5月26日 クリーブランド)
ドジャースの山本由伸投手(26)が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発し、6回3安打2失点、7奪三振で6勝目。大谷翔平投手(30)は2戦連発となる19号先頭打者弾で援護し、チームは連敗を2で止めた。
試合後、取材に応じた山本はメジャー最多110球を投げ、7回1安打無失点と好投した前回ダイヤモンドバックス戦からこの日までのモチベーションを問われ「毎週毎週気持ちを切り替えて、前回のピッチングを持ち込むことなく、毎週やってるので新しい試合に挑む、新たな気持ちでマウンドに上がりました」と振り返った。
そして、「いつも通り打者を見て、試合の中でもちろん変更ありますけど、いつも通りの話し合いをしていつも通り試合に入っていけました」とスミスとのコミュニケーションも通常通りうまくいったとした。
3回無死一、二塁では相手9番・ウィルソンが送りバントを試みたが、自ら捕球すると、一塁ベースが空いていたことから走って打者走者をタッチアウト。好フィールディングで無死満塁のピンチを防いだ。このバント処理についても「本当は三塁でアウトを狙っていたんですけど、ちょうど良いところにバントを決められてしまったのでとりあえずアウト1つ取れるように頑張りました」と振り返った。
激しいプレーだっただけに「心拍数もすごく上がりますし、その後、落ち着いて投げることは意識しました」と冷静になるよう努めたと語った。
また、初回に2戦連発となる19号先頭打者アーチで援護してくれた大谷には「本当に心強いです」と感謝した。