ベッツが、スミスが…山本由伸に喝を入れる“アニキたち” もはやお馴染みとなった“気合い注入”で今日もピンチを切り抜ける
2025年5月27日(火)13時15分 ABEMA TIMES

【MLB】ガーディアンズ 2—7 ドジャース(5月26日・日本時間27日/クリーブランド)
ドジャースの山本由伸投手がガーディアンズ戦に先発出場。6回に迎えたピンチの際、頼れる兄貴分たちに喝を入れられて立ち直った。
6─1とドジャースが5点リードで迎えた6回裏、山本は簡単に2アウトを奪うも、主砲ラミレスに二塁打を浴び得点圏に走者を背負うと、4番マンザードにライト前へのタイムリーヒットを許してしまう。続くトーマスにはストライクが入らず、初球から2球連続でボール。どことなく嫌な空気が流れる中、キャッチャーのスミスがタイムを取りマウンドへ向かった。
スミスは山本を諭すかのように声を掛け、ベッツもその輪に加わり何かを伝えた。山本は、頼れる兄貴たちの言葉に神妙な表情で頷きながら耳を傾けた。この会話で喝が入ったのか、次の1球はゾーン内にきっちりストレートを投じる。打球はファウルとなったが、結局、カウント3ボール1ストライクからの5球目でセンターフライに打ち取り、嫌な流れを断ち切った。
振り返れば山本は、昨年からチームメートたちの言葉に救われてきた。ポストシーズンで打ち込まれた際には、キケ・ヘルナンデスとスターバックスで2時間にわたり1対1のミーティング。その後、立ち直ったことは有名なエピソードだ。
前回登板では、1点リードの7回、2死一・三塁のピンチでスミス、ベッツ、マンシーがマウンドに集結。最後はベッツが胸を叩いて激励した。直後に山本は空振り三振を奪い、咆哮。ピンチを凌いだ。
英語と日本語。言語は違えど、仲間たちのその気持ちはしっかりと届いている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)