【巨人】井上温大が7回2失点も4敗目 富山での登板に「お客さんの声がすごい聞こえて力になりました」
2025年5月27日(火)22時58分 スポーツ報知
力投する先発の井上温大(カメラ・朝田 秀司)
◆JERAセ・リーグ 巨人1—2広島(27日・富山)
巨人の井上温大投手が広島戦で先発して7回、今季最多の111球を投げ、7安打2失点。熱投も今季4敗目となった。「結果的にみたら7回2失点なんですけど、勝つためにはああいうピンチの場面で粘り切らないと、チームに勝ちをつくることができないなって思いました」と満足はしなかった。
井上は1、2回は走者を背負いながらも無失点。3回は3者凡退。しかし、0—0の4回に2死満塁で小園にスライダーを右前へ運ばれて、先制の2点適時打を許した。
味方が1点を返したが、その後は援護はなし。それでも中5日での登板の中、7回まで投げきり「点を取られたあとは、切り替えてこの2失点で抑えることができていたのでよかったです」と振り返った。
地方球場での登板となり、井上にも多く富山に集まったファンから歓声が送られた。「お客さんの声が投げていてすごい聞こえるので力になりましたし、負けてしまったんですけど、お客さんの思い出に残る試合はできたかなと思います」。次回登板に向けては「絶対に自分に勝ちをつける投球をしたいと思います」と力を込めた。