教皇に扮した画像を投稿したトランプ氏、「後悔しているか」の問いに「次の質問は」と回答拒む
2025年5月9日(金)10時46分 読売新聞
トランプ米大統領(8日)=AP
新たなローマ教皇にロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選ばれたことを受け、各国首脳から祝福する声が相次いだ。
レオ14世を名乗るプレボスト枢機卿は、米国出身では初の教皇となる。トランプ米大統領は8日、SNSで祝意を表し、「米国にとって感動的でこの上ない栄誉だ。面会を楽しみにしている」と述べた。
トランプ氏は、自身がローマ教皇に
新教皇がかつて活動拠点を置いた南米ペルーのディナ・ボルアルテ大統領は8日、ビデオメッセージで「(新教皇は)私たちの土地で希望をまき、困窮した人々とともに歩んできた」と賛辞を贈った。マクロン仏大統領やメルツ独首相も祝意を表明した。
ロシアによる侵略を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、X(旧ツイッター)で、「バチカンの道徳的・精神的な支援の継続を望む」と訴え、和平実現への協力に期待を示した。
一方、インターファクス通信によると、ロシアのプーチン大統領は新教皇選出を受け、祝電を送り、ロシアとバチカンの関係について「共有するキリスト教の価値観に基づき、さらに発展すると確信している」と記した。露国内で信者が最も多いロシア正教会トップのキリル総主教は、プーチン氏に近く、ウクライナ侵略を一貫して支持している。