理由を知ればゾッとする…トランプがエリート官僚を「地下政府」呼ばわりする「本当の狙い」

2025年5月29日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン

理由を知ればゾッとする…トランプがエリート官僚を「地下政府」呼ばわりする「本当の狙い」

Photo:Chris McGrath/gettyimages

米露首脳のトランプとプーチンは非公開の会談を重ねるなど、その関係には謎が多い。元米政府高官らは「プーチンはトランプを操っている」との見解で一致しているという。トランプを利用するプーチンは、何を企んでいるのか。※本稿は、春名幹男『世界を変えたスパイたち ソ連崩壊とプーチン報復の真相』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

密談するプーチンとトランプ完全非公開の会話の中身とは

 米国では2016年大統領選挙中に、トランプが滞在したホテルで、FSB(編集部注/ロシア連邦保安庁。ソ連時代に国内監視を担ったKGB第2総局の後継機関。暗殺からハニートラップまで多彩な工作をおこなうとされる)の仕掛けにはまって女性とのみだらな行為にふけったとの情報が伝えられた。

 この情報は、当初は共和党のトランプの対立候補、後にヒラリー陣営からの依頼で米調査会社「フュージョンGPS」を通じて、英国の対外情報機関MI6のクリストファー・スティール元ロシア部長がまとめたいわゆる「トランプ文書」の中で指摘されていて、ニュースサイト「バズフィード」によって公開された。

 この情報はスティールからFBIにも提供され、トランプはプーチンに脅されているといった見方が情報機関にも広がった。その後、スティールの情報源が、伝聞情報で証拠があるわけではないと証言して以後、情報の信憑性が疑われている。

 トランプは2017年の大統領就任から2年間、世界の5カ所でプーチン大統領と非公開の米露首脳会談を行ったことが公式発表で明らかにされた。だが問題がある。両首脳のやりとりの内容は米政府内でも一切明らかにされていないのである。


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