韓国ではJ‐POP公演のチケット争奪戦…活発化する日韓の民間交流に、韓国ネット「反日は口だけ」

2024年8月24日(土)7時0分 Record China

21日、韓国・朝鮮日報は「韓国の政界ではいまだに反日攻勢が行われているが、民間では日本との障壁がなくなり、文化や企業活動、研究開発で活発な交流が行われている」と伝えた。資料写真。

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2024年8月21日、韓国・朝鮮日報は「韓国の政界ではいまだに反日攻勢が行われているが、民間では日本との障壁がなくなり、文化や企業活動、研究開発(R&D)で活発な交流が行われている」と伝えた。



記事によると、韓国のJ‐POPファンの間で19日、チケット争奪戦が繰り広げられた。日本のロックバンド・Official髭男dismが12月に行うソウル公演のチケット販売が正午に始まり、わずか3分で売り切れとなった。午後8時には日本のシンガーソングライター・優里の11月の公演チケットの販売が始まり、同じく即座に売り切れたという。



今年上半期、韓国では14組の日本の歌手が公演を行い、チケットはほぼ完売した。年末までに予定されている公演を合わせると、今年は20組以上のJ‐POPの公演が行われる。人気アイドルグループ・なにわ男子の初の韓国公演も来年1月に行われる予定だという。



記事は「過去にはタブー視され、わずか数年前でも一部のマニアが楽しむものとされていたJ‐POPだが、現在はほとんどの公演のチケット販売でオープンラン(販売開始と同時に人が押し寄せる)事態が発生するほど、韓国でファン層が広がっている」「日本でも韓国の歌手が東京ドーム公演を相次いで成功させ、K‐POPが主流文化として定着している」などと説明した。



また、文化だけでなく、企業活動や民間消費でも活発な交流が行われている。サムスン電子は昨年初めに横浜に半導体の研究組織と研究所を設立し、出光興産は先月に海外初の単独R&D法人・センターを韓国の烏山(オサン)市に設置した。さらに、韓国と日本の中古取引プラットフォームをそれぞれ代表するポンゲチャントとメルカリが6月にパートナーシップを結び、韓国でも日本の中古品を購入できるサービスを開始するなど、スタートアップの間でも「障壁」がなくなっていると記事は指摘している。



この記事を見た韓国のネットユーザーからは「当然日本にも良い歌が多いし、アニメの影響で主題歌を歌った歌手は人気が出ないわけないよね」「J‐POPとK‐POP。両国が善の競争をしながら世界に羽ばたいていってほしい」「世の中は変わりつつある。賢く実利を追求しなければならない。反日を叫ぶ韓国の政治家だって日本旅行は楽しんでいる」「反日反日言っている人もみんな日本旅行が大好き。反日は口だけで心は親日だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)



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